<マル秘>竹虎箒プロジェクト

虎竹箒


実は今密かに製品化をすすめている商品の一つに箒(ほうき)があるがです。名付けて<マル秘>竹虎箒プロジェクト。一体何なのか説明をする前に......実は竹虎は、かっては3交代制24時間操業の会社でした。


ええっ!?ホントですか?竹屋さんでしょう、コンビニではないですよね?今ならそんな声が聞こえてきそうですが、実は、これには理由があって、そもそも土佐藩の時代には、日本唯一の虎竹は年貢替わりとして、山内のお殿様に献上されていたという記録があるがです。そして、その頃の主な運搬手段は海でした。安和の海岸に運び出された虎竹は浜で船に積み込まれて高知のお城下まで運ばれていったのです。


時代は、ずっとくだって国鉄(現在のJR)が通るようになると、今度は貨物列車の時代となります。船に積まれていた虎竹は、安和の駅から貨車に積まれるようになるのです。一台の貨車の運賃は同じです。だから、虎竹を詰め込めるだけギッチリ詰め込み、京阪神方面に運んで行ったといいます。貨物列車は時刻通りに出発しますので、貨車一台分の竹商品を用意するのにその時間までに一定量を製造しなくてはならず、当時の竹虎では24時間操業を続けていたという事ながです。


手箒


さて、この竹虎の24時間操業秘話とマル秘竹箒プロジェクト。これが一体どうやって、からんでくるのか?むむむ......さっぱり分からんにゃあ。謎が謎を呼ぶぜよ......。いえいえ、そんな大袈裟なストーリーではありませんが、昔の倉庫からタイムスリップしてきたような、古い古い手箒に聞いても分かりません。けんど、竹虎の長い歴史の中で、思いもよらない人と人とのつながりがあって、実は今でも延々と続いている。そんなお話の続きはまた後日の30年ブログでご紹介したいと思うちょります。


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