竹筒で蒸し焼きにしていたのは有機野菜やったがです。しんなりして湯気がたちゆう新鮮野菜に塩をパラパラとやって頂きました。美味いっ!まこと、こうやって食べるがやったら下手なドレッシングは、かえって邪魔やにゃあ。
けんど、さすがに竹サミットちや。今回の燃料には、薪など使われておらず、里山保全で切り出してペレットにした竹が使われちょります。この、こだわりが竹サミットぞね。
ところで、大手ウィスキーメーカーさんなどでも、水の濾過の竹炭が使われちゅう事をご存じですろうか?たしか、ビールの水もそうやったと思いますが、こちらでは地元の酒造メーカー大村屋酒造場さんが竹炭濾過の日本酒を展示販売されよりました。このお酒は竹炭濾過だけではなくてボトルの紙も竹紙を使うちょりますし、竹にレーザー刻印したプレートまでつけて、とことん竹なお酒になっちょりました。
さて、けんど竹と食とは素材としても器としても、本当に密接に関係して切っても切れない関係があるがぞね。特に食材としてはまず、思い浮かべるのが筍料理で、これは昔から親しまれてますが、最近では繊維質である竹を微粉末にして食品に混ぜ込むことも研究がすすみよりますし、竹粉末を食べさせた牛肉や鶏肉というのもあるがです。
そこで、今度の竹サミットには竹虎も何か協力したいと思うてから、これも近年、食品に多用されよります。竹炭パウダー(竹炭微粉末)をお届けしちょりました。そしたら、その竹炭パウダーを使うて、田舎レストランを展開しよりますビオファームまつきさんが竹炭カレーを作ってくれていましたぜよ。初めて拝見させてもろうたけんどこりゃあ、見た目にも真っ黒でインパクトバッチリやきに!日本料理は目で食すと言いますけんど、他のジャンルの料理でも見た目は、こじゃんと(とても)大事。こんな真っ黒カレーは見たことがないきにお客様も楽しんでもらえるがではないですろうか?
さっそく自分も庭のテーブルに用意していただいていただきました。おっとそうじゃあ、この間、販売始めた竹スプーンを持ってきたらよかったにゃあ。そんな事も思いながら一口...美味いっ!!!見た目とは裏腹の、やさしいお味。竹炭微粉末のザラつきも感じませんぞね。いやいや、こんな美味しい竹サミットなら、こりゃあ、毎月のように開催してくれんろうか。
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