竹は、いぶし銀の名脇役

竹編みの陶器


竹虎にあります白竹広口瓶をご存じでしょうか?保存用の瓶なのですが、台所が少しでも明るくなればと思って瓶の底から側面にかけては白竹の編み込みをかぶせちょります。何の変哲のない普通のガラス瓶なんですが、竹編みをしつらえる事でこりゃあ、たまるか!?ビックリしたぜよ!こじゃんと(とても)暖かみがあって、グッとお洒落に、使うのが楽しくなってきそうな「マイガラス瓶」とでも言いたくなるほど大変身するがです。


名脇役の竹


先日、思いがけないところで出していただいた陶器の器にも、おなじような竹編みの工夫がされちょりました。温かい飲み物を入れた場合にも直接手が熱くなることもないですし、やはり、竹と合わせる事で、普通の器が何ともいえない趣のある食器になってもともと素晴らしい料理が、さらにワンランクもツーランクも美味しく感じてしまうがです。竹は主役としたら、こんな頼りになるモノはおりませんけんど、脇役としても、いぶし銀のように主役を引き立てて輝かせるきに、まっこと(本当に)知れば知るほどに素晴らしいちや。


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