「虎竹というのは、安和の虎竹の里のでしか成育せんがです」
こう説明したら、伐りすぎて無くなることはないですか?そんなご質問をいただく事もありますけんど、竹は木のように苗を植えなくても地下茎でドンドンひろがって、毎年、毎年、筍をだして、しかもたったの3ヶ月で親竹と同じ大きさに成長するパワフルな植物やき。伐って竹が無くなる心配は、まったく皆無ぜよ!
それよりも伐り子さんが、いくら頑張っても日本唯一の虎竹の里にアチコチにある虎竹の竹林を周りきれないがです。今年はこの山、来年はこの山いうてそれぞれ入る竹林が違うという事は登っていく山道も毎年違います。けんど、今年伐り出しゆう山は一発で分かるちや。なんせ、竹を満載にして運ぶ機械が行ったり来たり通りますきに、それぞれの山道が、この通りぞね。こじゃんと(とても)綺麗になっちゅう。竹の先端が路面につけた跡までしっかり残っちゃある。虎竹の里の竹林への山道ならではぜよ。
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