「なにっい~~~~~~~~~~~!」
ワシが大声を出したがぜよ。どうしてかと言うたら、もう4~5年も愛用しよります煤竹箸を事もあろうか引き出しに挟んでしもうて、
「先っちょを、折ったつかあぁぁぁぁぁ~~~~~~~~!」
思わず絶叫するのも当然なのです。実は、この煤竹箸、ただのお箸ではないがです。祖父の代から懇意にしてもろうちょります竹芸界の巨匠とワシがいつも尊敬している渡辺竹清先生作のもの。工房に遊びにいった時に、「持って帰り」と頂いた特別な一膳やったのです。
けんど、まあ、冷静に考えたら何ちゃあ問題なしやき、そう、そう削って先をとがらせたら、又同じように使えるがですきに。びっくと短くはなりましたが、これで復活!!!昔からの囲炉裏のある民家で100有余年の時間が育んだ煤竹です。まだまだ何年も何年も愛用していくがやき。
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