竹籠の下の力持ち

竹節輪切り


こりゃあ、たまるかっ!!!竹の節の輪切りが一杯ちや、一体どうするがやろうか?そう思われますろう。節の部分だけ短く輪切りして、一部を長く残しちゃある。しかも、先は少し尖らせちゅう。これは......?


竹籠の足


実はこれ、竹籠や花籠の底から差し込んで使うがです。そうそう、竹籠の足の部分になるがです。この竹節の足のおかげで竹籠は安定して置けるし、花を活けても、料理も盛りつけても、物入れとしてご使用いただいても、しっかりと、気持ちよく使うていただく事ができるがちや。まっこと縁の下の力持ちならぬ、竹籠の下の力持ちながです。


コメント(2)

沙門 返信

こんにちは 四代目 

昔の人の知恵は凄いですね。
すべてを竹のみで作っているんですから。
神社仏閣もすべて木材のみでできてますからね。
現代の人には思いも付かない方法を考え出して、
創意工夫してますね。
見習って、柔らかいおつむを持ちたいもんだ・・・。

これからも善い物を創り続けてください。

いつもありがとうございます。

竹虎四代目 返信

沙門 様

まっこと、その通りだと思いますちや
先人の方の知恵というたら凄いものがあります。

今まで育んできてもろうた技に
自分らあがどんな新しい価値を見つけられるか
ハードルはなかなか高いですが頑張っていきたいと思うちょります。

ありがとうございます。

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