竹細工に木型と聞くと、びっくと(少し)違和感があるかも知れませんけんど、他の自然素材の籠などでも多く使われるように、同じ大さき、形の竹籠を編む場合には必要になってくるがです。まあ、一般的にはベニヤ板など加工しやすいものがよく使われちょります。四角い竹かごやったらそのままサイズに切って四角い箱型のものを作りますし、丸い竹かごなら底と口部分のサイズに切って円柱形の型をこしらえます。
職人さんが、それぞれ工夫して、手作りで色々な型を作っちゅうがですが中にはブリキ板を利用して、こんな本格的な型を作る製作する事もあるがぞね。この型は高さが40センチもある大型ぜよ。何にする籠か分かりますろう?そうですちや、玉入れ籠最近の運動会では、やっぱり竹の玉入れかごがエイと評判で、ありがたい事に全国の学校からご注文いただくようになりましたけんど、何個製作しても、同じ形の籠ができるのは、こんな型がしっかりあるお陰ながです。
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