太鼓と言うとネジリ鉢巻きにハッピ姿の若衆が、太いバチで大きな太鼓をドン!ドン!と叩く和太鼓を思い浮かべます。あれは、あれで雄壮そのもので格好がエイですけんど、虎竹の里、安和の「竹ねり」でも使われゆう片手でも持てるような小さな太鼓など、太鼓と言うても色々あるようです。
日本国内だけでも色々ですが、お隣の国、韓国には「チャンゴ」と呼ばれる太鼓があります。実は昨年、このチャンゴの演奏を聴かせていただく機会があったがです。それは、それは美しい女性の奏者が、リズミカルに打ち鳴らす太鼓の音色に聴き入りましたが、ふと、手元のバチに目をやってからワシの目は釘付けになってしもうたがです。なんと、なんと、まっこと(本当に)ビックリしましたけんど、その方の打ち鳴らすバチは日本唯一の虎竹製!!!
びっくと(少し)薄暗い会場でもありますし、あんまり意外やったですきに、さすがに見間違えかと思うて演奏が終わった後近くに行って見せてもろうたけんど、やっばり虎竹ぜよ。いやいや、またまた思いがけないところで、こじゃんと(とても)嬉しい虎竹との再会をさせてもろうたちや。もちろん、チャンゴも大好きになったぜよ。今年も、あのチャンゴのリズム聴きに行きたいちや。
いちなん 返信
おおっと、趙恵美先生ではありませんか。
私も先生からその数奇な出会いをお聞きして大いに驚きました。
山岸社長の虎竹が大分の高江さんの工房に行き、
今度はまた京都の恵美先生に渡ってあの日山岸さんと再会したわけですね。
不思議な偶然の積み重ね、本当にドラマチックな出来事でした。
そしてまた、今朝は御社の炭石鹸が届き感激しております。
本当にありがとうございました。大切に使います。
竹虎四代目 返信
孫さん、高江さん、趙恵美先生
いろいろな方との出会いの中心にはいつも虎竹があります。
100十数年前に大阪からはるばる海をわたり
四国の高知まで虎竹を訪ねた初代と二代、三代と
守り続けてきてくれた先人の苦労に感謝しかありません。
ありがとうございます。