干し野菜と言うて、キッチンで余った野菜などを天日干ししてから料理に利用される方が増えちゅうと雑誌か何かで見たことがありますちや。野菜炒めや、鍋ものなどで残った野菜が天日干しして更に美味しい野菜に変身するがやき。経済的でオトクでもあり、楽しい料理にもなる、言うたら、一石二鳥な事やき人気になるハズぜよ。
まあ「干し野菜」と聞くと、何やろうか?とも思いましたけんど、要は切り干し大根など昔から母や近所の農家のおばちゃんたちが竹の平籠にならべて日に干していたアレと知ったらまあ、昔の知恵が見直されちゅう言う事かも知れんちや。ウチの母などは、結構厚めの輪切りにした大根やニンジンをエビラ(竹編み平かご)に干しちょります。
この竹籠は昔から天日干しに使われてきた定番の平かごですきにその使い勝手の良さは折り紙付きぜよ。今時の寒風にさらして太陽の日をうけて旨みがギュッとつまるきに煮物にしても、こじゃんと美味しいと笑うちょります。もともと野菜が結構好きな方ですけんど、特に最近は余計に野菜好きになってきてからようやっと野菜の美味さが分かるようになってきたにゃあ...。などと思うちょりますきに野菜がおいしく頂ける冬に、まっこと大歓迎な光景ではありますぞね。
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