前々から気になっちょりました大分県は竹田市の竹楽。竹楽と書いて「ちくらく」と読むがですが、なんと2万本もの竹灯籠が町中に灯される大イベントに、今年はたまたま用事があって、ようやく念願かなって行くことができましたちや。
この竹田の町には荒城の月でも有名な岡城があり、歴史を感じさせてくれる風情の色濃く残っちゅう素晴らしい町ながです。昔から竹が多いことで知られた土地柄やき竹林保全をかねて2000年から開催されゆうとの事です。
そう言うたら、作曲家の瀧廉太郎が少年時代を過ごした旧宅が記念館として保存されちょりますが、ここの家の障子も竹の図柄やった、竹が多かった竹田やきやろうか?
まあ、それはさておき今回まっこと(本当に)竹の持つ力を改めて強く強く感じた夜となったちや。小さな無数の灯りが、あちらにもこちらにも幻想的であり、どこか懐かしゅうもあるぜよ。はじめて来た気もするけんど帰って来た気もするがやき。
沢山の人の心を感じさせる竹の灯り、これが竹でなかったらこんなに多くの方が足を運び、こんな大きな行事になるろうか?竹楽は、竹と日本人との長く深いつながりを物語るとともに、これから、どうやって自分らあが継続利用可能な唯一の天然資源と言われる竹と一緒に生きていくか、そんな事を地域ぐるみで考えてもらえるエイ機会となっちゅうと思うたがです。
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