竹工房には竹を割ったり、剥いだり、削ったり、とにかく竹の端材から、竹の粉から、細い削りカスからいろいろなゴミが辺り一面散らばるがです。一日の仕事が終わったあとにこれらのゴミを掃きあつめ整理整頓して帰りますけんど、この掃除に最適な箒がコレやと言います。
箒草にも種類があって、この箒草は背丈の低いパッと見た感じは、道端にはえている雑草にも見えますちや。けんど、この草で作った箒は竹のゴミを掃くのに、こじゃんと使い勝手がエイと竹職人さんはわざわざこの草の種を頂いてきて自分の工房ちかくに蒔いて育ていうがやそうです。
竹虎にも棕櫚箒から座敷箒、竹箒まで色々ありますけんど、ええ...?本当やろうか?
そう思いながら試しにササッ......。
ありゃあ?
もう一回、ササッ......ササッ......まことっ......!?
なるほど、竹を割った大きなゴミから削って出来た細かなゴミまで掃ける、掃ける。ワシも、びっくと(少し)感激して1本だけ分けてもろうて帰ってきましたぞね。
あわしまkity 返信
箒草、小さい頃は庭にもあったような。。。
おばあちゃんが箒を作っていたのだろうか。
そういえば昔は、なんでも手作りしていたように思う。
家の裏山には竹林があり、小さい頃にはタケノコも採って食べていたが・・・
この頃は竹の存在さえも忘れていました。
そういえば、土蔵には竹の暮らしの用具がいろいろとしまってある・・・
出して使ってみようかな。
fecebookの宣伝から竹虎さんのブログに到達しました。
竹のもつ生命力・美しさに感動します。
竹虎四代目 返信
あわしまkity 様
fecebookから来てくれたち、まっこと(本当に)嬉しいちや!
ご覧になった事のない方は是非一回見とうせや
https://www.facebook.com/taketorayondaime
それにしたち「竹の存在さえ忘れて…」と言われちょります
こりゃあ、ワシらあの責任ですちや
日本人と竹は長い長い歴史があり
深いかかわりがあってきちゅうのに
もっともっと竹の魅力を情報発信せなあイカンと
強く思うちょります、これらも何卒よろしくお願いいたします。