竹ざる動画ぜよ

竹ざる


編み上がったばっかりの竹ざるは緑色の竹表皮の部分と、白い竹の身の部分との色あいが清々しゅうて、まっこと見るだけで気持ちがエイちや。ご覧になられゆう皆さんの中でも「妙に心地のエイ彩りやなあ...」そう思われちゅう方も、きっと多いと思います。


それもそのはず。この竹の緑の色合いと、身の白い色合いとのコントラストが日本人にとって一番馴染みがあって一番心地よく感じるものやそうながです。そう言うふうに、いつか聞いた事があるがちや。それほど、日本人と竹はずっと昔から身近に親しんできた証拠やとも聞きましたぞね。


そう言えばお正月に玄関をかざる門松がありますろう?あの門松でも3本束ねた青々とした竹を斜めに切って竹の青と白が目に鮮やかやき「一年の計は元旦にあり」ぜよ。一年で一番大切な日をかざる彩りでもあることを思うたら、こりゃあ、まっこと当たっちゅうがではないろうか?まあ、この色合いが、しばらくして落ち着いてきたらまた竹の魅力が深まってくるがですけんどにゃあ。



コメント(2)

新保吉伸 返信

1つの商品ができあがるまで本当に手間がかかっていますね。

これは商品というより作品ですね。

こういう職人さんは日本の宝ですので
その技術を次世代まで引き継いでいただきたいですね。

竹虎四代目 返信

新保吉伸様

ご覧いただきありがとうございます。
竹ざるに限らず、竹細工はまっこと(本当に)手がかかるがです
ワシも「宝」やと思うちょります技の継承は
なかなか思うように進んでいませんけんど
これからの大きな課題のひとつとして取り組みよります。

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