84プロジェクトち何ぜよ?まあ、その前に「84」の数字やけんど、これは高知県の森林率の事やと。南国土佐言うたら鰹じゃ、龍馬のおる桂浜じゃあと海のイメージが強いですけんど実は森林率が日本一!普通に考えたら岐阜とか長野あたりかにゃあ?と何となく思いよりましたけんど違う、違う、違うぜよ。
高知が日本一やき。確か、日本自体が世界でも2番目くらいの森林国やきそう考えたら高知県は世界でも指折りの森林が多い地域と言えますろう。そんな森林の県(国)から情報発信する「84」。84プロジェクトのすべては交通整理をしよったスタッフの方の簾に手書きしたような84マークが表してるようですがこじゃんと(とても)強い思いのはいった取り組みではあるがぜよ。
とにかく、この梅原真さんの高知と高知の人に対する気持ちが強い。それから、いやいや、それが全てやにゃあ。人の「思い」は割と良く使われる言葉やきに意外と軽く考える人もおりますろうけんど「思い」ほど、強烈で届くものが早いもんはないぜよ。大切な誰かの事を思うた時、心はすっと、そこに飛んじょりますろう?光が1秒間に地球を7周半回るいうけんど、どっちが早いがですろう?
須崎林業事務所いうたら竹虎の近くやいか、そこで働きゆう福留さんも面白い人ぜよ。面白い人が面白い木のスプーンを作っちょりました。高知には600種類ばあの木があるそうやけんど、その中から369種類の木を使うて一本、一本、ナタで手削りしちゅう。そして、仕上げは、何とかいう木の葉で磨く、おじいさんから習うた山の知恵らしい。げに、まっこと(本当に)木の知識がすごい。ここに山からのメッセージがあるがぜよ
五台山にある竹林寺客殿が会場やったです。ここの場所はもう十数年前になるろうか、土佐和紙を使って花を創作されゆう作家の伊与田先生と虎竹のコラボで個展をさせてもろうた事もある、思い出のあるエイ空間ぜよ。後ろまでギッシリのお客様やった、皆さん地元高知が好きで山も森も自然も大好きな方ばっかりやろう。ここの熱は、この人らあに伝わっちゅうろうか?ここから高知国の人へ、日本国の人へ、どうやって伝わって行くろうか?
ワシは、考え事をする時は竹林ぜよ。「ほいたら、竹林寺におるきピッタリやいか...」まあ、そうじゃ、けんど本当の竹林やき。おっと、そうじゃった!竹林寺の隣の牧野植物園には虎竹の里から移植した彼らがおるがやった。年に何回も来る場所にやってきて問うてみた、その問いがそのまま返ってきた、竹を見上げてみた。今、分かっちゅうのは梅原真という人の、この竹みたいな真っ直ぐな思いだけぜよ。
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