おっと、こりゃあ何ぜよ。そこの棚の奥のほうにチラリと見えちょった、この美人は。「びっと(少し)この棚から出してみるぞね?」薄暗い倉庫から明るい所に出してきてホコリをほらうと、こりゃあ、やっぱりベッピンさんじゃあ!
竹の表皮を薄くへいでキューブ型にしちゃある小物入れにもエイし、もしかしたら料理の演出も出来るし照明としても使えますろう。縦横の枠の部分も全部竹で作っちょりますき結構身の厚い竹も必要そうちや。けんど、軽いし、涼しげでもあるし、そう言うたら前に同じカタチのサイコロ型で人が入れる程の大きな竹編みの造形を見たことがあるがです。何かのイベントやったろうか?出入り口も付いていて、確か茶室として使われよりました。
竹は、まっこと(本当に)不思議やと思うがです。向こうまで透けて見えているのに薄い竹編み一枚で隔てるだけであちらの空間、こちらの空間としっかり意識の間仕切りをしてくれるきにゃあ。そんな事考えながらワシの机の上まで持ってきてあれこれ眺めよります。ううーーーん、とりあえず手元に置いちょくだけで心地エイ感じぜよ。
コメントする