竹スプーンは持った感触に温もりがあり口あたりも優しいがですが、厚みのある竹から切り出した時はこんな感じながです。スプーンの形はしてますものの、繊維が毛羽立って表面もザラザラながです。
これを、ひとつ、ひとつグラインダーを使うて表面をなぞり、仕上げていくがです。見よりましたら、イチニイサン、イチニイサン、リズミカルにグラインダーでなぞり反対むけて、また、イチニイサン、イチニイサン。
職人さんの手の感覚ち、まっこと凄いちや、見ゆう間に次々と竹スプーンがスベスベ美人になっていくがやき。このスピード感、しばらく見よりましたが何とも気持ちがエイ。機械の音が響く工場の中、じっと一点を見つめて集中しちゅう職人さん、新しい製品が続々生まれていく...。びっくと神聖な場所のようにも思えてくるがぜよ。
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