「これ、凄い!色の宇宙みたいっ!」
こう言うて黒竹万華鏡を手放さんなったがは虎竹染めハンカチなどでもお世話になりゆう、高知は土佐山田町の染色作家、西峯久美さんぜよ。とにかく、のぞき込んだまま万華鏡を動かしたり手をとめたり、
「凄いっ!凄いっ!」
と偉くお気に召した様子じゃあ。まっこと、色を扱うお仕事をずっとされゆうきやろうか?
ワシもこの万華鏡見た時には今まで見たこともない模様の変化に「ドキリ」とはしたものの、ここまで感動して声をあげることは無かったぜよ。もともとはステンドグラスの作家の方が竹虎の黒竹を使うて面白いものを創作しゆうと聞いて見せて頂いたものが本体に竹虎の黒竹を使うた、この万華鏡やったがです。
しかし、何か、目を離したち、まだその世界に入りこんじゅう余韻がある表情。ううん...この万華鏡は、タダものや無いかも知れんちや。
しろくま 返信
限られた空間の中での模様の変化がとても楽しみに思えてくる万華鏡ですね。机の上に置いていたら、煮詰まったときに気分転換できそう(笑)
竹虎四代目 返信
しろくま様
この万華鏡は、いったん魅入られたら手放せなくなりそうぞね。
とにかく、ゆったりゆったり変化していく色彩は
まっこと不思議で神秘的でさえあるがです。