毎年この時期になりますと竹皮草履や竹皮スリッパを沢山の方に心待ちしていただいて本当にありがとうございます!竹虎の竹皮草履は全て地元の竹林から材料を集め、昔ながらの熟練職人の手作りながです。
今シーズンは、竹皮スリッパ(下駄鼻緒)にいつもの印伝柄だけでのうて、幅広で履きやすい鼻緒を選べる竹皮スリッパをご用意させてもらいましたぞね。柄は青海波、鹿の子、市松、井絣(青、赤)の4種類からお選びいただけるぜよ。
竹皮スリッパは、まず竹皮部分だけこうやって編み上げちょって、それからEVAスポンジの加工に入ります。乾燥させた竹皮を水につけ、まるで革の様に柔らかくしなやかに戻してから編みこみますので、出来上がったばっかりの竹皮は湿り気が多く風通しのよい場所で保管しますけんど、天気のエイ日には、びっくと(少し)太陽にあてて天日干しします。
工場に取り込んだ竹皮編みはどれも丁寧な仕事ぶりで、何年も竹の仕事をしゆうワシですけんど、これだけの美しい竹皮草履はちょっと他では見ることが出来ないと胸を張れるがです。まだ底を貼られていない竹皮編みにはEVAスポンジ底貼りがあって、仕上げのスポンジ削りの工程を経て、ようやっとお客様の手元にお届けできる竹皮スリッパになるがです。
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