竹を粉々にしていく刃は一枚一枚薄い切り刃を重ねちょって、なかなかの迫力ぜよ。硬い竹を粉にしていきますので、ゆっくり、ゆっくり竹を入れてパウダー状にしていくがです。
この刃で出来た竹粉ちや。ふんわり、ソフトで、きれいに粉状に加工されちょります。
竹パウダーをたい肥にして梨畑にまいちゅうと聞いて行ってみました。土の上には竹の葉をかぶせちょります、農園の主が鉄筋の棒を持ってきました。「これで土をさしてみてください。」言われるままに鉄筋を土に突き刺してみると、「えええっ!?」地面が想像できんばあ柔らかくて、鉄筋はスルスルッと土の中に入ってしもうたがです。こうやってソフトな土壌にしているのがどうやら秘訣のようちや。
秋の収穫の時の写真ぜよ、まるまるとした梨がズラリとできちょります。ワシは梨の事はさっぱりやけんど、こんなに実るのはスゴイ事やそうです。もちろん、味も抜群、恐るべし竹パワーやちや。里山で竹が余って困っちゅう言いますけんど、新しい竹の利用法が、まだまだあるがやないですろうか?
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