世紀の大発見!?

高知の地質


高知県が産んだ世界的植物学者であられる牧野富太郎博士を知っちょりますか?博士は幼少の頃より高知の野山を歩き、びっくりするばあの種類の植物を見つけ命名もされちょりますが、何を隠そう、この土佐虎斑竹もそのひとつ、牧野博士の命名ながです。


高知市は五台山にある牧野植物園にはそんな縁がありまして虎竹も植わっちょりますので、ワシもたまに行くことがありますぞね。けんど、行った方やったら分かりますけんど、これが本当に静かで、広くて、自然いっぱいで、まっこと時間の経つのを忘れてしまうばあエイ植物園ながです。都会から来られたお客様の中には飛行機の便を最終便に替えて一日ゆっくりされた、そんな方もおられるばあながです。


そんな植物園の一番奥の端の建物の中で、実は世紀の大発見をしたがですよ!!!それが、この写真ながやけんど、なんと、良く見とうせや!!!高知県全県の土質を色分けして表しちゅう地図やけんど、なんと、良くみとうせや!!!(さっきも言うた)


「安和」と中央に字が見えますろう?なんと、良くみとうせや!!!(しつこい)虎竹の出来る安和の虎竹の里の谷間だけ、その山間の部分だけ、色が...、色が......、色が違うがです!!!!!


虎竹がどうして安和の虎竹の里でしか成育せんか昔から謎とされちょって、土質の違い、特殊な細菌など、京都大学の先生の調査でも確かな事は不明やったけんど、どうやら、この地質を見たらまっこと他とは土質がまったく違うようながです。


けんど、これほどハッキリと安和の谷間だけ違うち...おおの、この地図みたときもドキドキしたけんど、まっこと、また、ドキドキして来だしたぜよ。


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