蟠蛇ケ森と書いて「ばんだがもり」と読むがです。大蛇が美しい女の人に化けて惑わすいう伝説があるそうなけんど、まっこと、何か出てきても不思議やない様な気がしてくるちや。細い山道には慣れちゅうつもりのワシでも、こりゃあ、結構すごいにゃあ...車一台が通れる幅しかない曲がりくねった一本道ぜよ。どうして此処に来たくなったか言うと、今月12日にテレビ放映していただいた、BSジャパン「ふるさと元気プロジェクト」の番組冒頭で、ここから映された須崎市の景色が目に焼き付いちょったからながです。「おまん、足元ばっかり見よったちイカンぜよ」とも、「おまん、須崎の事を何か知っちゅうがかえ?」とも、言われゆうような気がしたがです。
けんど、こりゃあ気安く来れる所やなかったろうか?そんな事思いながら、ふと、木々の切れ間から眼下の景色をみたらこりゃあ見晴らしがエイ!頂上が俄然楽しみになってきたがです。
山頂にはベンチと見晴台が用意されちょります。見晴台の階段をあがって眺めたら、虎竹の里のある須崎市はもちろん、高知市内から津野町の風力発電の大きな風車まで一望やき。昨夜最終回やった大河ドラマ「龍馬伝」。登場する人達は、みんなあ本気で魅力的やった。大きな志があったちや。この土佐からあんな人達が生まれたかと思うたら、雄大な景色の中でワシは、こんまい(小さい)、こんまい。こんまいぜよ。
コメントする