炭塗料の実験

実験室


今日は又変わったところに来ちゃあせんかよ。そうながです、竹屋のワシには全く似合わん部屋に来てしもうたちや。学生時代にやった覚えが微かにある理科の実験以来。見たこともないようなビーカーやら、訳の分からんフラスコやら。まっこと(本当に)一体なんやろうか言う薬品も置いちゃあるし...。けんど、今日ここに来たがは実は炭の実験のためながぜよ。


炭の効能はシックハウス対策とか消臭効果とか色々と言われちょりますが、どれくらいの効果なのか?もちろん立派な機関で実験したデータもありますけんど、やっぱり、一回はワシ自身の目で見てしっかり検証したいと思うちょったがです。そこで今回、沢山の方に協力いただいて、一つの実験をすることになりました。


炭塗装ガラス板


詳しい説明は後日ページにも記載しますきに、こじゃんと(とても)簡単にご説明しますと、ガラス板に炭塗料を塗って乾燥させたものを用意します。


ホルムアルデヒド


密閉された空間に炭とホルムアルデヒドをいれて、時間の経過を計りながら、容器の中の濃度を測定していくがです。


吸引


時間がきたら検知管を取り付けた吸引機で空気を採取していくがですけんど、この機械を引くのが、まっこと骨がおれる。とにかく、重いがです。ワシくの女性社員やったら二人がかりでやりよりました。


検知管


この測定に使う検知管には低い濃度用のものと、高濃度用と2種類がやけんど、色がハッキリ変化して今の濃度を教えてくれます。今やったら、ちょうど2ppm言う事ぜよ。


ブランク試験いうてから、炭を入れずに、まったく同じ環境、同じ時間、同じ間隔で測定したり、まだまだ実験途中やけんど、ホルムアルデヒドの吸着には指導してくださった職員の方も、びっくと驚くばあの良い成績やったきに、ワシも、「やっぱり」と納得すると共にまっこと嬉しかったちや。竹炭も、もっともっと家の中でお役にたてる事があるにゃあ。ある、ある。まっこと、あるぜよ。


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