紙ヤスリが、こじゃんと(とても)いっぱいじゃ。このプラスチックのケースにも...。ありゃあ、あっち棚にも...。
「いっぱい、ありますけんど、こりゃあ何ですろうか?」
不思議に思うて聞いてみたら、実は、いろいろな種類があるがは全部番手が違うちょって、番手とは、つまり紙ヤスリの目の細かさが違うがです。
目の粗いもので荒削りしちょって、細かいもので仕上げする。もちろん手仕事ですぞね。薄いスポンジを敷きつめた作業台が品物への心配りを感じるがです。
いろいろな種類があって、磨きをかける商品によって形もいろいろあるきに、自然と数が増えちゅうそうです。けんど、見るばあでも壮観な数の紙ヤスリぞね。これっぱあでもモノ作りしゆう職人のこだわりがガツンと来るぜよ。ガツンと来たら、ガツンの返す。こりゃあ、まっこと、腹の底から力が沸いてくるようちや。竹の現場はこれやきエイがやき。
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