春の行楽シーズンやら、運動会らあでも、また、新しい生活がはじまる節目の季節やきに、お箸のご用命が今月はこじゃんと(とても)多うなっちょります。竹虎でお箸のイチオシいうたら、やっぱり日本唯一の虎竹を一善一善丹念に削り出した、虎竹削り箸じゃ、にゃあ~。
けんど、虎竹やったら何でもエエいうもんではありませんぞね。まず、色目。虎模様の色つきが良うないとイカンがです。ほんでから山出しの際にキズがついてないか?見た目が良うたち、今度は、竹の身の厚みが問題ちや。竹は元の方は身が厚いけんど、ウラ(先端方向)にいくに従うて身が薄うなっちょります。竹箸は意外と厚みがいりますきに、身が薄いと竹箸の材料としては使えんがです。
今日は、こんな条件に叶うた虎竹を集めたぜよ。よう見とうせや。節と節の間が狭いですろう?これは根元に近い証拠。あんまり節間が短いとまたこれは竹箸には使えませんけんど、とりあえず、この台車に載せちゃある虎竹は一級品じゃあきに。
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