まっこと今にも踊りだしそうな竹人形じゃ!たまるか、竹に命を吹き込んじゅう。おじいさんから竹人形の技を引き継いだ藤田さん。けんど、これぱっあ生き生きしちゅうとは...。お隣の徳島県やし、今までも目にすることは何度となくありましたけんど、いっつもガラスケース越しにしか見よらんかったき、この躍動感のある表情をついつい見逃しちゃあせんかったろうか?
静かな面持ちの竹職人さんやけんど、阿波竹人形を編み出したおじいさんからその技と思いを引き継いだ覚悟がオーラのように漂うちょります。
「祖父の作品集の本です」
いただいた本を手にして、又たまげたぜよ。竹仙 藤田義治。えっ?「義治」うちのおじいさんと同じやいか...!なんか縁のようなもんを感じもっちゃあ、ページをめくると、おおっ!人形一体、一体が生きちゅう!グググッと引き込まれそうになって、思わずパパッと本を閉じたばあ、それほどの衝撃。そこには、凄い凄い、凄い竹の世界が広がっちょります。たまるか「竹」は奥がふかい。まだ、まだ知らん事ばっかりぜよ。
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