昨日は秋晴れに恵まれて安和天満宮の秋の大祭やったです。昔ながらの衣装に身をつつんだ若衆が、2メートルばあもある竹をこじゃんと(すごく)打ちつけ合う「竹ねり」いう踊りが、見応え十分の神祭ながです。何でもこうやって音をたてて、神様の通り道を清めているそう。清めて、神様はどこえ行くち?それが、お旅所(たびしょ)いう天満宮の参道脇にある一角。後で神輿がここまで運ばれるがです。
地元の役の方、見物の方、大人も子供も、こんなに安和に人がおったろうか?そう思うばあの人でビックリぜよ!竹ねりに竹を使うのは別に虎竹の里やきという事ではのうて、神主さんに聞いたら何と500年の歴史があるお祭りやけんど、ボクなどは、どうしても「竹」と言うたら「むむむ、虎竹と関係があらあせんろうか」なんか偶然のような気がせんがです。まあ、竹が昔から日本人の身近にあって、人の暮らしに密接に関わっちょったという事ぞね。
踊りを見ながら安和小学校時代の同級生と話しよったら30数年前の事を思いだしました。そうそう、クラスから「竹ねり」の踊り手を3人選抜せんといかんなったがですが、踊りの上手そうな生徒を選んでと言われたそうで、当然というか何というか、ボクは選抜にもれてから結局、「竹ねり」は一回も踊ったことがないがです。びっくとやってみたかったけんどにゃあ。踊りのセンスを見抜かれちょったがやおか?ううん、当時の選抜した先生、なかなか人を見る目があったちや(笑)
コメントする