竹布ストール

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「そろそろ竹布ニットマフラーかにゃあ~」


ボクは朝が早いがですけんど、さすがの南国土佐も、びっくと寒うなってきました。けんど、この竹布ストールは、冬だけではなくて一年通して愛用しゆう方が多いがです。夏でもクーラーのききすぎる事務所で、膝掛けにしたりするそうですが、これからの季節、通勤やおでかけに竹布ならではのやさしいに包まれとうせや。


まだまだ、やるぜよ

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「まだまだやるぜよ」


そんな風に言ってるよう竹ヒゴを取る機械、年代物。ガタン、ガタン、ガタン...。油をさしながら一日中、フル稼働しよった時代を懐かしゅう語りあいます。まあ、もう年やしボチボチやったらええがやないかよ?


「そうやにゃあ」


びっと、笑うたように見えてくるき不思議ちや。


虎竹茶座談会

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「えええっ~~~~~~~~」


ちょっとした歓声がわきあがったぜよ。どうぞね、これが虎竹茶の原料。日本唯一の虎竹の葉っぱですきに。まあ、若い人に限ったことじゃないかも知れませんが、竹の葉とか言うたら、いくらでも竹に付いちゅうと思うちゃあせんですか?けんど、それがどっこい、1本切りたおしてみたら、意外と葉も無くて材料が採れんがです。みなさん、一生懸命聞いてくれて、ありがとうございます!


竹弁当箱

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新しくできた竹弁当箱は虎竹の六ツ目弁当箱。オニギリなどを入れてから風呂敷で縛って使えんろうか?のうが悪い(使いにくい)ろうか?通気性がこじゃんと良いき、お弁当箱には最適やど思いよりましたが、午後のティータイムのお菓子入れやフルーツ盛りなんかにも、ぼっちり(ちょうど)ぜよ。お客様が来られた時にだしたら、ビックリされそうちや。自分らあで言うがも何やけんど、まっこと、こじゃんとお洒落な感じに仕上がっちょりますぞね。


うれしい、絵葉書

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竹皮草履をご愛用いただきゆうお客様から、うれしい、うれしい手書きのお葉書もろうちょります。それにしても上手に描けちゅうちや!もしかして、この道のプロの方じゃろうか?


いかん、いかん(ダメ、ダメ)絵に見とれよったら用事が、ひとつも済まんぜよ。竹皮草履は夏は涼しいけんど、冬は自然なぬくもりがあって一年中履けますぞね。五本指ソックスやタビックス履いて、まっこと使うとうせや。ボクらあも、年がら年中竹皮草履ですきに。


和竿の朝

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曲がりくねった路地を歩きよったら、ありゃりゃ...こんな所に和竿がズラリと並んでいます。二階のベランダには篠竹をいっぱい干しちゅうし、これは、ひょっとして、ここで作りゆうがやろうか?まだ、朝早い時間です。思いがけない出会いにキョロキョロしよったら


「どうぞ」


入り口を開けてくれのはこの和竿工房のご主人さん。お父さんの代からの職人さんやそうちや。仕事場を見せてもらいます。いよいよ、何とも嬉しゅうなったくるぜよ。竹の材料、のこ、ナタ、油抜きをする小型バーナーがあったり使い込まれた矯め木があったり、遠く離れた見知らぬ土地でも竹の道具は同じながです。


北へ

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「ああ、よかった思うほどは寒うないちや...」


まあ、けんど南国育ちのボクには、この季節の北行きの出張は気温が気になります。前に北海道の北見市に夏の格好で行って、風邪ひきそうになっていらい寒さ対策はバッチリぜよ。高知ではまだまだ必要ないセーターも鞄にいれちょります。おっとそうやった、炭マスクもカバンに入れちょったらよかったにゃあ。


テレビ局レポーターもビックリ?

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虎竹は高知県でも、間口1.5キロ程度の狭い谷間の虎竹の里でしか成育せんがです。テレビ局のレポーターの方が驚いて訪ねられます。


「その秘密は解明されているんですか?」


実は京都大学の学者さんが、2回ほど研究に来られたことがあるがですが、土質にある特殊な細菌のせいではないか?という事でハッキリしたことは分かっちゃあせんがです。


「不思議ですねえ...」


まあ、そう言うたち、ボクらあは小さい頃から竹には虎模様が付いちゅうがが当たり前と思うちょりましたけんど...。今回の収録の放映は、関西、中国、四国で今月末から来月はじめというこちや。


アジロ弁当箱

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今週末から秋の大型連休がはじまりますけんど、やっぱり秋の行楽シーズン。お出かけには最高の季節ちや。お弁当持って行かれる方も多いかと思います。お弁当と言うたらアジロ弁当ぜよ。アジロは「網代」と書くこともあって、ボクも最初はよう読みませんでした。「つなしろ...」言いよったちや、ははは。まあ、けんどアジロ弁当箱いうたら、スズ竹弁当がアジロ弁当の中のアジロ弁当ぜよ。とにかく、しなりがあって強い。似たような網代弁当箱とは耐久性はまったく違いがです。


猿のいたイチョウの大木

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ひさしぶりに、ここにやってきました。こじゃんと品質のえい、黒竹が沢山できるこのあたりにも内職をお願いしちゅう、お家が何軒かあるがです。


おっと、ここ、ここ画面の中心に写っちゅう大きなイチョウの木、この木の目の前に竹虎の倉庫がありました。もう、20年ばあ前のことやろうか。毎週のようにトラックに竹を満載して運んできよりましたが、春は心地のよい新緑の風に、夏はこのイチョウの木陰で涼ませてもろうて、紅葉の季節も楽しませてもろうて冬はたき火を見守ってもろうた。


そういうたら、ある日のこと、いつものように竹を運びよったらこの木の上に小さな人がおるがです。それも、


サササッーーーーー


ええっ?


サササササッーーーーーーー


ものすごく素早いのなんの。あんまりビックリして、こんな高い木の上を猛スピードで動ける子供でもおるがやろうか?あっけにとられちょったら、倉庫の中で作業しよったおばちゃんたちがいっせいに大笑いしだしました。


「若さん、そりゃあ、猿よね、猿!」


あの時のおばちゃんらあのしわくちゃの笑顔。大きな口をあけた楽しそうな笑い声今でも聞こえてきそうちや。


スーパーちょいワル雪駄

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実は、ブログに出すか、出すまいか随分と悩んだがです。なんせ、どんなに欲しいと言われたち、職人さんが手間がかかりすぎる言うて絶対に作ってくれん一足です。それにしたち、どうです?カカトと縁をぐるりと巻いた黒革かざり、一段とタフ感にあふれ、迫力120%ぜよ。何とか自分用にと一足だけ制作してもろうたもんの、なんぼ言うたち作れんもんですきに、あんまりもったいなくてどうしても外で履くことができん...。ずっと部屋に置いて飾っちゅう。そんな、まさに、スーパーちょいワル雪駄。


型あり!

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黒編み竹炭かごは、どんなインテリアにも似合うとお陰様で好評です。ボクも柿渋染めの深い黒色が気に入っちょります。実は、同じ大きさ、形の竹炭かごを作るために、内側にいれる型を作っちゅうがです。四隅には丸いビニールパイプをしつらえて、型を出し入れしやすいように工夫もされちょります。竹炭(バラ)をいれる同じ大きさの竹篭は、こうやって何個も何個も編みあがっていきます。


お肌つるすべ

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先日のテレビ放送でも紹介させてもろうた虎竹の里の竹炭石鹸。ご愛用の方の感想を聞かせてもらう機会がありましたちや。アトピーや皮膚のトラブルの症状は人によって様々みたいで、膝とか肘など関節だけに症状がでたり、首まわりに集中したり、顔だけに現れる方もおるようです。竹炭石鹸を使いだしてから、ヒリヒリした刺激がないと嬉しそうに話されます。虎竹の竹里炭石鹸がお役にたてているとの事。本当に自分も嬉しいのです。


本気の市場かご

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東京の朝は早いです。そう、やって来たがは、ここ築地市場。とにかく、歩きよったら嬉しゅうなるちや。竹製の市場かごを持って買い出しに行く人がいっぱいおります。おっと、あそこには、竹かごをキャスターにくくり付けて急ぎ足で通り過ぎていく長靴姿やにゃ。


これっぱあ市場かご密度が高いところは、高知の日曜市の他いうたら日本でここだけじゃあないろうか?ラーメン大好き人間のボクやきに、幸軒のチャーシューの旨さには感激しましたけんど、何と言うたち、本気で働きゆう市場かごたちの、鍛えられて、ええ色つやになっちゅう、たくましい表情にも感激したぜよ!

竹炭豆

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真っ黒いお菓子がすっかり定番となって人気です。竹炭豆にはじまって、竹炭飴、竹炭せんべい、竹炭かりんとう、竹炭寒天などなど、竹炭コーヒーまでありますぞね!この前出来た虎竹茶のお茶うけにも最高やきに、竹炭お菓子と虎竹茶セットも作りましたぜよ。


どっちがえい?

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新品と、数十年使い込んだ根曲がり竹買い物かご。どっちがえいですか?青森県のりんごの産地ではりんご篭としても使われるこの竹の買い物かごの魅力は、こうやって使うたら、使うばあ色つやが良うなって、ますます愛着がわくところちや。いやいや、見ゆうだけで、横に置いちゅうだけで嬉しゅうなってきますぞね。


竹馬

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ここには大正3年創業の有名な鰻屋さんがあるがです。中庭のみえる曲がりくねった廊下を歩きよったら、


「ごちそうさまでした」


「?」


向こうから歩いてくる上品そうなおばちゃんが軽く頭をさげて行くがです。次にすれ違うおばちゃんも、


「お世話様でした」


「なんじゃろうか?」


作務衣やきに、お店の人と間違うちゅうみたいちや。


「失礼ですけど、どこのお寺さんですか?」


坊主頭をみて、お店の人も勘違いちょります。まっこと失礼じゃあ(笑)お寺さんというきに、造り酒屋さんの横をとおって、高知県指定名勝の青源寺に来たがです。ここ佐川町は趣のある古い町並みが残っちょって、本当に静かで美しいところちや。なんと心の安らぐところやろうか、自然と表情もゆるんで、のんびり、ゆったり歩きとうなってくるがです。


なんちゃあ、遠くまで行かんでも、自分らあの足元にエエもんが、いっぱいあるということぜよ。ありゃ?お寺の近くに幼稚園でもあるろうか?にぎやかな子供たちの遊ぶ声が聞こえてきたぞね。


「どら、どら」


園の庭をのぞいてみたら、先生と一緒に楽しそな沢山の生徒たちちや。おっと、笑顔のむこうに見えゆうがは虎竹の竹馬じゃあないろうか?あんなに一杯たてかけて...。竹馬用として虎竹を2メートルにしたものを、アチコチに送らせてもろうちょります。ここには初めて来ましたけんど、ちびっ子のみんなあにもお役にたてちゅうようで、いやあ、これは嬉しいちや。またまた、心ぬくうなりました。


鬼おろしはお好き?

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ボクは何かにつけて薬味をタップリ使いますきに、鍋料理にも、この竹の鬼おろしで、サクサクの大根おろしを一杯作りよります。この前は、アツアツの唐揚げに隠れて見えんなるばあの大根おろしをかけて、馬路村のぽん酢しょうゆを振りかけて食べたけんど、こじゃんと、美味いぜよ!ちょっと大根おろしの見方が変わるかも知れんきに、一回使うとうせや、この鬼おろし。


竹の車体

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こ、、、こりゃあ、なんぜよ!?


京都の駅前での事です。びっくり、たまげました。竹の自動車!?竹繊維をプラスチックとまぜて、車内に使うというようなレベルとは違います。竹のヒゴをあみこんで車体にしちゅう!こりゃあ、すごい。竹はたったの3ヶ月で数十メートルも成長するエコ素材やき、こんな機会に沢山の人に知ってもらいたいもんです。


画面が先生

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この夏のインターンシップは、新しい取り組みをしてみましたぞね。何かと言いますと、実は、毎回虎竹の花かご作りをしてもらうがですけんど、今回は職人から直接教わるのではなく、花かごの作り方DVDを用意しましたきに、それを見ながら作ってもろうたがです。どうやろう?と、びっと心配もしよりましたが、さすが若い学生さんたち。パソコンの画面を見ながらサクサクと作ってしもうたちや。しかも、店にならべてもええくらいきれいに作っちょります。いやいや、たまげましたぜよ~


夏やないが?

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この前、社員が竹皮草履をお友達にすすめてくれたそうながです。はじめは「何これ?」という表情も履いて試しゆううちに、こじゃんと気に入ってくれて、この笑顔。けんど、竹皮草履は夏やないが?いやいや、どうして、どうして。これからの寒い季節やち。足裏にやさしい温もりだから快適。タビックスや五本指ソックスで愛用の方も多いです。とにかく一年中履ける室内履きやちや。まあ、いっかい試しとうせや。


玉入れ篭

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最近は、背負い篭にするお客様や、物入れに使うことも多くなりましたきに、一年通してご愛顧いただくがですけんど、やっぱり、この季節になると注文が集中するのが、運動会に使う玉入れかごちや。どういうもんやろうか?特に今年は急に問い合わせが増えたきに、びっと品切れになっちょりました。ようやっと納品分ができあがって、一息ちゃ。おおの、ダレタ~(疲れた)