たまにこの桐箱を、そ~っと開けて、ゆっくり、ゆっくり取り出してみとうなる御所籠があるがです。ニューヨークの世界的に有名な宝石店に、作品を提供しちょったという網代編みの巨匠 渡辺竹清先生の御所籠ちゃ。百年以上たっちゅうという煤竹の風合い、先生の緻密な編み込み。手にとって、ほうぼうように見よったら、やっぱり竹細工には人柄がよう出ちょります。作り手の竹に対する真剣な思いやろうか、愛情やろうか、やさしさやろうか。どうもピッタリの言葉は思いうかばんけんど、手放せん逸品ということは確かやぜよ。
たまにこの桐箱を、そ~っと開けて、ゆっくり、ゆっくり取り出してみとうなる御所籠があるがです。ニューヨークの世界的に有名な宝石店に、作品を提供しちょったという網代編みの巨匠 渡辺竹清先生の御所籠ちゃ。百年以上たっちゅうという煤竹の風合い、先生の緻密な編み込み。手にとって、ほうぼうように見よったら、やっぱり竹細工には人柄がよう出ちょります。作り手の竹に対する真剣な思いやろうか、愛情やろうか、やさしさやろうか。どうもピッタリの言葉は思いうかばんけんど、手放せん逸品ということは確かやぜよ。
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