そもそも台風の多い高知県やき、四万十ひのきは脂分が多い言うて聞きました。脂分が多きに、長持ちする、抗菌性も高い。厳しい自然が生み出した逸品のまな板です。小さいまな板しかなかったですけんど、やっぱり普通のご家庭でも使えるサイズがほしいと言うことでご用意させてもらいました。社員の意見で、スタンド立てて水切りするときに縦より横のほうが安定感もあってえい。そんな感想がありましたきに、素直なボクはすっと聞きいれて横置き型にしてもろうたがです。やっぱり毎日使いゆうお母さんの言う事は偉大ぜよ。
暑い化粧
ゴーーーゴーーーーーー
と音をたてて赤々ともえるガスバーナーの炎。特に夏は暑うてかないません。虎竹の里のから伐りだされた竹は、太さ、長さをそろえられて、それぞれの用途別にわけられたあと。必ずここのガスバーナーを通って、油抜きされちょります。こうすることによって、虎の模様がクッキリと竹に浮きがるがです。まあ、嫁入りまえの化粧みたいなもんちゃ。
大正ロマン下駄
ちょっとそこまでお買い物にも庭履きにもえい。浴衣らあには当然似合いますけんど、夏のジーンズにも相性バッチリ。最近の若い方は鼻緒の履き物は、履きなれちゃあせんと思いますが、軽くて定番の形やし、お手頃価格やき、そんな方にもオススメの下駄ぜよ。
ざるそば
こう暑いとたまらんちゃ。汗がふきだして、朝から冷たい麦茶ばっかり飲みゆうきやろうか?どうも、食欲が減退しちゅうよ...。さて、そんな時のお昼はそれそれ、ざる蕎麦やにゃ。竹の蕎麦せいろで食べとうせや。
竹のヒンヤリマット
熱帯夜......!?知らん、知らん、なんぼ暑うたち、この竹の快眠マットやったら、ヒンヤリぜぇ。こじゃんと寝れるがちがう。クーラーの温度あげるなり、止めるなり、ほんでから朝まで快眠。自然の力でエコじゃあちゃ。
パレットにつまれた荷物たち
おおの、だれたちゃ(疲れた)。大きい袖垣やったら180センチ幅ばあのモノまであるき。こじゃんと骨がおれるがです。段ボールでしっかりまいて、テープをガチッと留めてパレットに載せましたきに、あとはホークリフトで運ぶだけながです。十数メートルいう長い竹垣じゃあち、これぱっあのパーツにして運送会社さんに運んでもろうちょります。
今年も竹虎Tシャツ!
昨年は思いがけずに、天下のユニクロさんからお声をかけてもろうてから、コラボTシャツ作らせてもろうちょりました。このTシャツは宝物みたいになって、今でも机の横の棚に鎮座されちゅうがやけんど、なんと、今年も企業コラボTシャツできました!三日月の夜に、竹林を一頭のトラが散歩しゆうデザイン。こじゃんと洒落ちょります。このTシャツは、この週末からお買い物してくれた方に抽選でプレゼントしますぞね~。
蝉時雨の庭
ミーン、ミーンと蝉時雨。涼しい山の風がふきぬける庭でいただくのは、寒天をつかった手作りようかん。
「おおの、こりゃあ甘さひかえめで美味しいぜよ!」
モノづくりをする人は、お菓子らあ、美味しい料理づくりも上手とみえます。そえられた白竹ようじが又ええちゃ。知り合いの竹職人さんから分けてもろうた言われますが、涼しい演出もごちそうさまでした。
曲線美
今年の夏も暑いちゃ。どうも天気もハッキリせん梅雨空で不快指数はあがるし、こじゃんと寝ぐるしいがです。こんな夜こそ、竹の清々しいヒンヤリした感触で、身体をスーッとクールダウン。朝までぐっすりのこんな竹製の抱き枕を知っちょりますか?抱き籠とか、竹婦人とも呼ばれちょりますが、このオブジェのような曲線美が心地よい快眠に誘のうてくれそうやちゃ。
スゴイ道具
これが、またスゴイ道具ながです。知らん人が見たら何かさっぱり分からんと思いますけんど、この鉄製の円柱をガスコンロで温めちょって、割竹をまきつけたら、熱によって綺麗な円状に竹ヒゴが曲がるという便利な道具ぜよ。色々な道具を使うて、びっと(少し)でもえい商品を作りたいと、職人さんは、みんなあ頑張っちょります。
竹のある山里
竹を伐ったり、割ったり、編んだり、ちょっと前に行った職人さんくの工房の庭からながめる山里。気持ちのえい風が、サササッと吹き上がってきてから草をゆらしゆう。静かで、のんびりして、空は青うて、広うて、いつまでもこんな景色がずっと続いてもらいたい。ほんなら、ボクらあは何ができるがやお?竹虎の真価が問われゆうと思うちょります。
竹皮スリッパ
草履など鼻緒の履き物だけじゃあのうて、ソックス履いたままでもツッカケ式ではける。竹皮ベルトスリッパも作りよります。最近は足の大きい方が多くなりましたし、海外の方へのお土産らあにも使うてもらいますきに、28センチという特大サイズもすっかり定番になっちょります。店舗様用のトイレ履きらあとしては、けっこう、このベルト式タイプが人気ちゃ。柄はお選びいただけんがですけんど、男性用はまあ、だいたいこんな感じながです。
煙突?
ガスコンロの上に鉄板を溶接してつくった自家製の煙突。こりゃあ何にするがぜよ?不思議に思いよったら、職人さんが持ってきたがは竹ヒゴ。
はは~ん、なるほど!
その煙突から熱をだして竹ヒゴを曲げるがやねえ。直接に火が当たらんき、黒く焦げたりせんきに、こりゃあ便利ちゃ。
3曲あります。
この竹炭木琴は傑作ぞね。ええ?どんな音がするが、、、ち?聞いてみたい方は、コチラ。3曲も弾いちょります。
黒竹丸うちわ
虎竹和紙を貼ったこの団扇はただ者じゃあないぜよ。丸い黒竹の柄の団扇らあ見たことないがじゃないですか?黒竹は、頃合いの太さの竹が節が多いいうて職人さんが細工してくれんがです。苦労してできた竹に貼るがが、これまた、虎竹の里ならではの虎竹和紙。和紙に漉けるようにするまでだけでも1ヶ月もかかっちょります。まだまだ、こんな団扇ができますぜよ!手間暇かけて言いたいがは、これだけぞね~。
栗林公園
同じ四国は高松に栗林公園いう有名な庭園があるがです。ここは、とにかく広いちゃ。ほんで、美しい。きれいに手入れがされちょります。週末は高速道路が安うなりましたきに、関西あたりの方はいっぺん高松へも来られたらどうですろうか。そうそう、ウドンツアーもかねて...。特に松がうっとりするばあ見事な庭園には、雰囲気にバッチリ似合うちゅう竹のチリ籠ぜよ。
竹炭スーパーブラック
今日も天気がスッキリしませんちゃ。朝、空をみあげて何とかもちそうやと思っていても、急にザーッときたりして、トラックで竹を運ばないかん時には、いよいよ困ります。まあ、そんな梅雨の季節に、びっくと面白い傘を教えてもろうたがです。その名も竹炭スーパーブラック!なんとこの傘、生地に竹炭を練り込んだ布を張っちゅうそうです。
竹炭?いったい何になるがやお?
実は深みのある黒は色あせしにくく、紫外線を99パーセントカットしてくれ、しかも、表面コーティングではなくて、糸にその機能性があるそうやき長期間使用してもカット率が変わらんそうです。さわった感じがしっとりとした、そうやねえ、カラスの羽みたいな独特の光沢のある黒やけんど、これも竹炭の生地やきやろうか...。傘の老舗メーカーさんの新商品との事やけんど、頑張っちょりますねえ。けんど、竹炭は本当にいろいろ使えるがぜよ。
ちょいワル
トラックのタイヤを打ち抜いて、竹皮に縫いつけた、ちょいワル雪駄極太鼻緒もそうなのですが、とにかくタフな面構えなのは、つま先とカカトに補強でつけた黒革。それぞれのパーツもそうながですが、仕上げの職人さんも、たったのお一人しかおらず、いつもお待たせして本当にスミマセン。
ジャイアント馬場?
職人泣かせの草履の注文がきましたちゃ。これは子供が大人用の竹皮草履を履いている訳ではないがです。立派な大人が履いて、これっぱあのピックサイズの草履です!新潟市三条市からの特注のご注文やけんど、なんでもジャイアント馬場さんの出身地やそうで、馬場さんにちなんで16文(40センチ)の竹皮草履を作っとうせと言うことやったがです。
そう言うたら、前にも時代劇に使うきいうて作ったことがありましたけんど、職人は、こじゃんと大変なき、もうこらえて言うちょります~。
携帯ホルダー
最近の若い人はジーンズらあに小物入れを吊りくっちゅうがを見かけます。携帯電話をみんなあが持っちゅうき、特に男の人はバックは面倒やったらあれがええですろうねえ。ほいたら、この携帯ホルダーもどうじゃろうか?色目が渋うてカッコエエけんど、籐で編み込んじょりますきに、しなりがあって実用的なところがスゴイとこです。
琵琶湖のホテルにて
ついでに言うちょきますが、作務衣というたら忘れもせん話があるがです。もう10年近く前になりますけんど、琵琶湖のホテルに行く用事があったがです。タクシーで玄関につくやいなや、ビシッとしたスーツ姿の2人の男性がダダダッと駆け寄ってきて、
「お待ちしておりました!」
(お待ちしちょった?)
ボクはそんなに有名になったろうか?
と、アホなこと思いながら、それでも、まあ、待ちよった言うがやきと思うて、案内されるまま付いて行ったがです。ほいたら、たまるか!着いた先は、告別式の会場!?スーツ姿の人は、
「ええっ?お坊さんじゃないんですか!?」
まあ、確かに、丸坊主で作務衣やったき間違えられても仕方ないけんど、作務衣でお出かけの時には気をつけとうせや~。
(まあ、こんな事はめったにナイ)
作務衣25年
作務衣着ちょりますか?中年太りは宿命ですねえ。中学、高校のとき運動部でバリバリやりよったアイツも、久しぶりに同窓会で会うたら、
「ありゃ、おまん、そのお腹...?」
こんな事、心あたりのお父さん方も、もしかしたら多いがじゃあないですろうか。けんど、これこれ。作務衣ですきに。腰まわりも、お腹も楽々。お休みの日にご自宅でくつろぐがやったら、絶対ボクがオススメぜよ。作務衣歴25年の竹虎四代目が、これやったらエイろう、太鼓判押した作務衣をいっぺん見とうせや~。そうそう、見るだけでエエですきにね。
虎竹茶葉
それにしても今回の竹茶づくりばあ時間のかかるもんはないです。竹茶の材料を集めるだけでも、内職さんもいれて十何人もの人手に助けてもろうています。竹葉は他のお茶とくらべて性質も違いますし、あんまり量も沢山あるもんではないですき、粉砕する、焙煎する、袋詰めする、それぞれ今までの機械とは違う言うて、本当に全国のあっちこっち飛び廻りましたちゃ。
それでも、えい人に出会うて、いろいろと教えてもらいながらようやっとメドがたってきたがです。あの子供のころ工場に漂いよった、甘い、甘い竹の香りを、お客様にも絶対に味おうてもらいたい思うちょります。これっぱあ大事しゆうけんど、竹茶を飲んでもらいたい。
まあ、それだけ言うたら、それだけぜよ。
虎竹和紙に書いてみました
虎竹和紙に書きました。高知は土佐和紙の伝統があって、和紙漉きの技術がずっと残っているのが素晴らしいのです。こんかい虎竹をつかった和紙づくりに挑戦してみましたが、試行錯誤があったものの、
「竹虎ゴールド」
と和紙メーカーの人がよんでいただけるような、美しい色目の竹和紙が漉きあがりました。ちょうど筆を使っていたので試し書き。竹繊維は短いため墨字がにじみません。
虫かご
このまえ雑誌をパラパラとめくりよったら、ある俳優さんが和服をサラリと着こなして、木漏れ日の緑の中を散歩しゆう写真が載っちょりました。足には白木の下駄。カッコエエですね~、背筋がピッと立っちょってさすがにポーズも決まっちゅうがです。そして、手元をみたら小さな虫かご。さりげなく赤い紐でぶらさげて持っています。これだけで蝉の鳴く声が聞こえてきたり、涼しい風がそよいできそうなき不思議なもんちや。
続・フジテレビ「とくダネ!」
「こりゃあ~たまげたぜよ!」
「ええ?どいたが?」
「おまん、そりゃあ昨日の朝の小倉さんのやりゆうテレビよよ。」
「どいた?どいた?」
「四代目が、こじゃんと映っちゅうき言うきに、まあ、観てみろうか思うて帰ってビデオみたら...」
「どいた?どいた?」
「ひとつも映っちゃあせんちゃ」(爆笑)
あはははははははは...(一同笑)
というような情景が目にうかんできますちゃ。あれっぱあ竹林で話したがやけんどねえ...。
フジテレビ「とくダネ!」
そういえば、今朝のフジテレビ「とくダネ!」という番組で、竹虎が少し紹介されるはずながです。エコバックの特集じゃあいうて、店長が30年近くも使いこんじゅう白竹八ツ目手提げかご、これを、たいそう貴重品みたいに撮影して、しまいには市場に買い物に行くがあにまでついて行っちょりました。ボクも竹林で、こじゃんと話をさせてもらいましたけんど、どれっぱあ映してくれちょりますろうか?朝9時ばあからの予定じゃいう事ですきに、お時間あるかたは観とうせや~。