いごっそう

池さん


虎竹の里のある同じ須崎市に「土佐龍」という木工の会社があるがです。ここの、こだわりは、何と言うたち四万十ひのき。竹虎でも竹炭の洗い水いうエコ洗濯をすすめよりますきに、ぼっちりえい山桜の洗濯板を販売しよりますけんど木工製品はココのながです。


明徳中学への行きがけに工場があって、子供さんもみんなあボクの後輩やしそのころからの知っちょりますが池さんという社長、とにかく、いごっそう(頑固者)ながです。木の事を話しだしたら、止まらんちゃ、ひとつも帰れんなる。たまるかあ、四万十ひのきへ入れこんじゅう。


工場におじゃまして話しゆううちに、こじゃんと深い愛情を持っちゅう池さんに特別に油分の多い四万十ひのきばっかり選んじょってもろうて、びっくと(少し)まな板を作ることにしたちゃ。油分が多いいうことは抗菌性も強うて、長持ちするいう事やそうです。それが又たまげたことに、まな板の下にクルクル回る足が付いちょって自立するいうやあないですか!?こりゃあ、楽しみぜよ。待っちょいてくださいやあ~


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