坂の上の雲

虎竹花かご「浮き雲」


「坂の上の雲」といえば司馬遼太郎の歴史小説。最近はNHKスペシャルドラマとして目にすることも多いですが、このドラマに関連して舞台でもある愛媛県松山市で開かれたイベントにて、


「何か縁のある品で展示できそうなものは?」


そんな、問い合わせをうけて匠の竹職人さんが編み上げたのが虎竹花かご「浮き雲」。竹ヒゴをねじりつつ自然な強弱を大切にしながら編み上げたそう、空に浮かぶ、ふんわりとした感じを見事に表現した逸品です。快心のできばえに苦労も忘れて思わず顔がほころぶ職人さん。いつまでも、このような創作ができるのは若い頃からの長い仕事の積み重ねがあるから...。笑顔でそう話す職人さん。竹で、これからの人生をますます楽しんでおられるお一人です。


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