まんじゅう笠

たまに見かけることのある編み笠とは一見同じようにみえて、実はその緻密さ、出来映えの美しさはまったく違うまんじゅう笠。戦前は、百軒を越える職人さんがいたようですが今ではお一軒を残すだけとなっています。
竹ひごの骨に竹皮をかぶせて縫い付けるのですが丸みを持たせた形といい、手にもった軽さといい手間と職人さんの技量の高さが言わずとも伝わってくる伝統の品です。

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