遠く釜山からお越しになられたお客様とお話しさせていただいていると、なんと最初から竹虎に来るために来日されたとの事でビックリ。てっきり四国の観光か何かで、たまたま通りかかったのかと思っていました。韓国でも竹炭などの人気は高くて皆さん関心があるようでした。
携帯箸
ポケットサイズが人気の竹携帯箸は黒色の一色だったのですが新しくエンジ色が仲間いり。似たような商品はあるのですが、先の細さや持ち手部分の塗りの高級感がひと味違うマイ箸です。
大きな枝垣
4~5メートルも幅のある枝垣は途中の焼き柱で継げるように制作しています。トラックに載せるのにもホークリフトも使って数人がかり、県外のお客様のところまで運ばれていきます。
竹布八分袖インナー
竹布八分袖のインナーのページができました。肌ざわりが本当にやわらかく着心地よさそうです。夏でも冷房などで冷え性に困っている方は少なくないようなので、あたたかな竹布がお役にたてるのではないかと思っいます。
耳かき
耳かきの名人と言われる方がいます。山深いところにある小さな庵のような工房で、ただひたすら竹を削る手さばきは本当に見事という他ありません。「これなら、いいものができそうだ」好きな虎竹を自分で選んでもらって耳かきを作ってもらいました。竹のしなり、掻き心地、虎竹には虎竹の性格があります。虎竹ならではの耳かき完成です。
環境ゼミナール
「さぴあ」という進学情報誌のコーナーで竹を上手く利用してエコを考えようと言う企画があって竹虎の竹箸や竹しゃもじ、買い物かご、虫かごなど竹製品から竹炭、竹酢液そして竹布Tシャツなどが紹介されました。竹を細かく粉砕した竹パウダーもありましたが、こちらは家畜のエサにして成果をあげつつあるというのを聞いた事があります。竹の利用方法はまだまだ色々ありそうです。
あられ模様
今年も竹皮ぞうりの季節がやってきますが、鼻緒に使う生地を今年はいろいろ用意しています。この、あられ模様もそのひとつ。深みのある色合いに和調柄が似合っています。
極みの竹皮弁当箱
先日書いたブログ「タウトデザイン」の続きになりますが、ドイツの建築家ブルーノ・タウトという方が来日して伝統工芸のデザインに多大な影響を残しています。もう70年以上も前の事ですが、その技やデザインを今に継承して竹皮工芸に取り組む職人さんに出会いました。こんな素晴らしいお弁当箱があったこと一人でも多くの方に知って欲しい、日本の良さや美しさを再認識する契機にしてもらいたいと思う極みの竹皮弁当箱です。
安和の虎竹の里
虎竹の里の目の前には青い太平洋がひろがり、まさに山と海の恵みに育まれた静かな里です。先日新聞掲載された安和の風景と、そこに暮らす人たちを見ていると改めていいところだなあと思うのです。
竹の筆
竹の筆を見つけました。柔らかい若い竹を使って作るので一年でも制作できる期間が本当にわずかという事もあってサイトでの紹介は見送りました、う~ん、残念。
一閑張り買い物かご
持ち手は折り目をつけたムラ染めの生地でこうやって巻き付けていきます。だから見た目だけでなくて、持った時の感触がいいのです。お客様の中にはご自分のお好みの生地に巻き直される方もおられるようです。
隠れた職人芸
美しさに思わずうっとり見とれてしまう白竹の色つや、見るだけで堅牢さが伝わってくるキッチリと規則正しい編み目。「これぞ、日本の匠の技」そう言いたくなる自信の逸品、白竹麻の葉脱衣かご。
一見しただけでは絶対に分からない隠れた職人芸の秘密があるのです。実は、それが「2枚はぎ」何の変哲もないような幅広の竹ひごは実は上下2枚になるよう薄く刃物をいれてあり一枚に見える竹ひごは2重に重なっています。そう聞いていても、あんまり綺麗に細工されているので本当によくよく注意してみないと分かりません。でも、優しいカーブを描いているあたりをじっくり見てみると竹ヒゴが実は1枚ではなくって2枚にそがれている事を分かっていただけるのです。こうする事により厚みのある頑丈な竹ひごを綺麗に編み上げることができます。
ギフトボックス
長い年月が生み出した煤竹(すすたけ)を渡辺竹清先生にお願いして削りだしてもらい漆で仕上げた竹箸が人気です。ご自分用にとお求めの方も多いのですが、大切な方へ贈りものにしたい...そんなご要望が増えてきましたのでギフトボックスをご用意することにしたんです。渡辺竹清作煤竹箸、贈られた方のお顔も思わずほころぶ贈り物です。
虎竹も歓迎
新しく入社された北澤さんのお祖母さんは竹虎工場のほうで職人さんとして長い間お勤めいただいていました。小さい頃から竹が大好きで、よく店舗の方へも遊びにこられていた北澤さんを店舗スタッフが囲み歓迎会です。「私は竹といえば、虎の模様がついているのが当たり前。虎竹しか知らずに育ちました」虎竹の里で生まれ、育った若い彼女を壁に張りつめられた虎竹も歓迎しているかのようです。
竹布パンツ
抗菌性、消臭性といった竹由来の機能を持ち肌ざわりのよい竹布は下着にこそ最適の素材ではないかと思います。そこで前々からメーカーさんにお願いしていた男性用パンツの試作が出来上がりました、さっそく試してみたいと思っています。
雑誌ビックコミック掲載
ビックコミックに「名物に旨いものあり」というコーナーがありますが何とそこで竹虎の竹炭お菓子が取り上げられたんです!いやいやビックリ驚きました、あんなコンビニやら、JRの駅やら本屋さんでも何処でも見かける超有名な雑誌に本当に当社の名前が載っています。ゴルゴ13が終わってパラリとページめくったらスグに竹虎!というのもゴルゴファンのボクにとっては最高に嬉しいことなのです。あんまり嬉しいので掲載記念のセールを今日から開催させていただきます~♪
竹炭職人
最高級の竹炭を焼き上げるのは毎回、毎回が勝負。その日の天候により、竹の具合により、終わりのない技の探求が続きます。窯の中の具合を確かめながら小さな、小さな空気穴をこんな薄い板をならべて微調整しているのには驚きます。銀色に光り輝く竹炭は、まさにこのような職人芸の積み重ねで生み出されるのです。
竹が革のように…!?
竹を使った新技術の研究もすすんでいます。竹の集成材を薄く削いで、ちょうどラミネートするような感じで一枚の柔らかな板状に加工したものを見せていただきました。財布や鞄、クッションといった革のような使い方のできる「竹」。どんどん広がって考えてくいと、ますます面白くなりそうです。
竹穂
トラックに積まれ工場に運ばれてきたのは竹の穂。竹の幹の部分だけでなく、竹の枝も竹垣や細かい細工などに利用されるのです。こう考えると竹は捨てるところがないようにも思いますが、これからもっと違う利用方法を模索しないといけない時期に来ていることを感じています。
竹布ガーゼタオル
竹布のガーゼタオルは3重になっているため薄手なんですが暖かく、吸水性にすぐれて乾きやすいという特性もあります。もちろん竹布ならではの抗菌性もあって肌にやさしいタオルです。
インテリア竹炭
丸竹の風合いそのままに焼いたお洒落なインテリアに使える飾り竹炭の材料ができました。意外に太い丸竹を焼いていると思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、竹炭にするとかなり収縮してしまうので、このサイズでちょうどなのです。丸のままの竹炭は高温で焼き上げるのは熟練の職人でも失敗することがあるくらい難しく、割れやすい面もあるのですが、その風合いは独特のものなのでこれからもっともっと知ってもらいたい竹炭のひとつです。
江戸箒
江戸箒と一口にいいましても、草の選び方により出来る商品は様々なんです。そもそも箒草というものをご存じでしょうか?収穫した草を乾燥させホウキ用に編み込んでいくのですが草の柔らかさ、コシの強弱でなんと20種類にも選別されるのです。話を聞くだけで江戸の職人さんの熱さが伝わってきそうですが、今回試作したのは虎竹をつかった江戸箒、何カ所か改善したい細かい所があるので再度検討して納得のいく逸品を作りたいと思っています。
マイ箸
内ポケットにもスッと入るコンパクトに持ち運びのできるネジ式の継ぎ竹箸を先日より販売開始したところ、かなりの人気。男性の方はセカンドバックを持ち歩くことが少ないのでこの手のひらサイズは嬉しいようです。ところで、竹携帯箸には箸袋付なのですが行く先々で忘れることがあるので刺繍で名前を入れてみました。
タウトデザイン
近代ドイツを代表する建築家のブルーノ・タウトという方をご存じでしょうか?1933年から約3年6ヶ月にわたり日本に滞在して木工芸、ガラスなど工芸品製作の指導にあたったそうです。実はその中に竹皮を使った工芸品もあってそのデザイン性に驚きました。現在お一人の方が伝統を受け継ぎ創作活動をされていますが、竹皮で編み込まれたお弁当箱が素晴らしく是非沢山の方に見ていただきたいと思っています。
竹ボタン
お茶道具に珍重される煤竹を使ったお箸が最近なかなかの好評ですが、おなじ煤竹でいくつか試作していたボタンです。自然が創作した微妙な色目のちがいを楽しめます。
笹酒祭り
供養で知られる奈良・大安寺。光仁天皇が、たびたび竹酒を楽しまれており健康長寿であった故事にあやかって笹酒をふるまう癌封じ笹酒祭りが盛大にとりおこなわれるそうです。貫主の河野さんは「人々の生活と文化に大きな恩恵をあたえてきた竹に感謝し供養するのです」と教えてくれました。竹と人との暮らし、文化、伝統、健康…知れば知るほど奥が深いのです。