沖縄の日中は、まだまだ夏の日差し。こんなところでこそ、竹編み帽子の出番なんだけれどなあ…。竹の少ない沖縄の方にもびっくりされそうな竹細工です。
土佐和紙の花
高知空港の出発ロビーには土佐和紙で季節の草花を創作されている伊与田節子先生の作品が10点ちかく並んで飾られていました。写した写真が少し遠くて作品の繊細さや素晴らしい質感、美しさはお伝えできないのですが、手漉き和紙の風合いを活かした見とれてしまうような花々を生み出される非常に高名な作家の方です。先生とは土佐和紙と虎斑竹という同じ高知ならではの素材という事で光栄にもお声をかけていただき何度か作品展などでご一緒させていただきました。先生の花々に見送られて県外に出かけていく、県外から帰ってくる…本当に気持ちが安らぐものです。
渋い携帯ホルダーなら
かなり渋い携帯電話ホルダーです。籐を皮付きで使っていますから丈夫な上に革のようにしなやかなので自然素材でありながら気を使うことなく毎日ご愛用いただけそうです。デジタルカメラやタバコいれにしてもかなり存在感ありです。
銘竹
木肌が美しくて床の間の飾りに使われたりする銘木があるように、竹にも銘竹があるのです。見た目にも立派で室内の装飾にワンポイントで使用されることが多いですが、スス竹のように昔の囲炉裏の煙でいぶされた100年以上前の竹もあります。
棕櫚ほうき
静かな庭園
竹は青々とした新しいものは清々しく本当に心地のよいものですが、それが古くなって色があせ落ち着いた風情をみせはじめると又違った魅力があります。隅々まで手入れの行き届いた水滴のしたたる音も聞こえてきそうな静寂そのものの庭園では時がとまったような錯覚を覚えます。
家畜のエサに
鶏や豚などのエサに竹炭の粉を混ぜて与えると卵や肉質が変わったり、フンのニオイが軽減したり色々な効果があるようです。先日伺った工場には、粒炭を作る際にでる粉末を農家の方が喜んで取りに来ると言いますから竹炭も捨てるところなど全くないのです。
牧野植物園にて
高知で創作活動されている小野哲平さんの焼き物展をみにいきました。牧野植物園にある和室にならべられた陶器を触っていると心が落ち着いてきます。日々、竹の茶碗をつかっているボクですがひとつ欲しくなったのでそのうち窯まで足を運んでみたいと思ったりしました。実は、虎竹は牧野博士の命名という縁もあって園内に少し移植させてもらっています。ここにくる度様子を見てから帰るのです、元気に育ってるもののやはり色づきがなくて、どうして虎竹の里でしか虎模様の色がでないのかつくづく不思議に思うのです。
美智子様お買い上げ
薄く削った平たい竹ヒゴを等間隔で縦に並べた花かごです。一見なんでもないように見逃してしまいそうですが一本の竹ヒゴは二回ネジリをいれているんです、実はここが巧の技。こうする事によりカゴの表面にうっすらとした模様が浮かび上がってきます。「かげろう」、名は体をあらわすといいますが、まさにぴったりの花かご。皇室お買い上げで一世を風靡した職人自慢の一品でもあります。
天然洗濯洗剤
竹炭から生まれた天然の洗濯洗剤「竹炭の洗い水」が先月のテレビ放映から少しづつ口コミでひろがっています。ひとつ、ひとつ丁寧に新聞紙につつんでいる社員の姿に商品への愛情を感じてさらに嬉しくなっているのです。
古くなった竹かごが…
古くなった竹かごの利用方法も色々だと感心しました。こちらのお宅では壁にくっつけて鉢植えの飾りとして使っています。ちょっとしたアイデアですが、竹って自然素材の中でも群をぬいて緑が映える素材だとつくづく思います。
秋の竹林で
出張で竹林に入れない日が続いていました。ひさしぶりに足を踏み入れた「故郷」は空気がキリッとひきしまって神聖な感じにさえ思えてきます。虎斑の色づきのいい竹が笑ってました。
竹の割り箸
最近は竹の割り箸が増えてきました。と言いましても、その割り箸が竹なのか、木の割り箸なのか分からない方も多いようですが、写真の割り箸は竹製のもの。よく見ていただいても何の変哲もないただの竹の割り箸…、しかし何と地元の竹をつかった国産の竹割り箸なんです。今ではもう製造していない高知産の竹割り箸、材料はいっぱい山にあるし、なんとか再度作ることができないものかと考えています。
竹布新商材
竹布に待望のタンクトップやキャミソール、8分袖など新しいインナー類が登場しそうです。保温性、抗菌性、静電気の少なさなど竹繊維は寒い時期のインナーとしても最高の素材なのでこれからアイテムがもっともっと広がればと思っています。今朝は寒かったので、これまた新発売予定のニットマフラーをずっとしていますが、肌ざわりが何ともソフトで気持ちいいし使い勝手のいいサイズなので季節を問わず活躍しそうです。
見て欲しい脱衣かご
この脱衣かごを見てください、根曲竹をつかった脱衣かご。ポイントは色々ありますが、一番はやっぱり丸竹のまま使っている持ち手でしょうか。素材といい、大きさといい、デザインといい、ピカイチです。
竹の曲線
その豆腐専門店は本当に豆腐づくしです。最初にお茶と一緒に出てくるお菓子から最後のデザートまでとにかく豆腐。豆腐ってこんなにバリエーションあるんだと初めて教えてもらいました、ユニークで個性的なメニューですが店内装飾はさらに個性的。黒竹をつかって暖簾や竹をあしらったテーブルの脚部分、客席の仕切りにも竹、曲線美がいいのです。
しびれる九州の山里
霧深い山道を注意しながら走ります。良質の竹に不自由しないこのあたりでは農家のかたわら竹細工をされる方が多いのです。できあがった編み込みを見てもさすが数十年の熟練の手業とほれぼれしてしまいます。そして、なんと言ってもしびれるのがこういった竹カゴが毎日の暮らしに自然にとけ込んでいること。野菜を運んだり、干したりするのでしょう、畑のワキに無造作に置かれた生活の器の存在感が光ります。
オフィスにて
いつ来ても京都は素晴らしいところです。街を歩けばあちらこちらで竹が暮らしの中にとけ込んでいるのを感じます。そして、お伺いさせていただいたオフィスには、なんと当社の竹皮ぞうりが…!感激しました。
最大級シシおどし
「ゴンっ!」という、ちょっとビックリするような大きな音をたてています。色とりどりのコイの泳ぐ池には長さ二メートル半くらいもある太い孟宗竹で作られた巨大シシおどしです。今までで最大級、北陸路で発見です。
時国家
前田利家の出世城といわれる小丸山城をあとにして奥能登に向かいます。輪島町にある最大級の木造民家、上時国家は重要文化財というだけあってその豪壮さは一目見た瞬間に鳥肌がたちます。先の地震で近くにある下時国家では壁が傷んでしまいその修復作業が進んでいました。土壁の下にはしっかり割竹が格子状にいれられています。少し前までは竹虎でも製品にできない色のよくない虎竹をこのような壁竹に製造していましたから、ついつい見入ってしまい、こんな何でもない場所でも時間がすぎてしまいます。
縦長タイプ
ちょっとこぶりですが市場で買ったネギや大根などそのまま放り込めてとても使い勝手のよかった根曲竹の縦長タイプの買い物かご。本当にしっかりしていて頼れるお買い物の相棒です。
パソコン疲れに
長い時間のパソコン疲れに最近気にいっているのがこの菊炭。くぬぎの炭ですが割れ目が美しく菊のようにみえる炭です。この炭にプリザーブトの苔、黒と緑のコントラストが目にやさしくちょっと癒されるのです。消臭効果もある自然なインテリアでプチオアシスな時間です。
白竹の林
竹を室内のインテリアに使ったところが最近たまに目につきます。こちらのお店も外側の長いガラス面をすべて白竹でおおっていました。目隠しにもなりつつ圧迫感がないですし何より和の雰囲気をかもしだしていて、さながら町の中に表れた白竹の林のようで心地よいのです。
月見だんご
住宅街の一角に趣味の焼き物を集めたこじんまりとしたお店。こんな所もあるのですね、感心しているとご主人さんがお茶をご馳走してくれます。竹の菓子ようじがなかなかいいのです。