もう何年も前のデータですが日本人が1年間に使う割り箸は約240億膳もあるそう、1人あたりですと約200膳!ちょっとビックリするような数字です。これは資源の枯渇など心配されるハズ...。そこで最近では多くみかけるようになった竹の割箸の登場です。竹は毎年はえて、わずか3ヶ月で親竹と同じ大きさに成長して3年で製品に使用可能な他にないような植物です。竹の割箸を卒業してさらにエコな方は竹のマイ箸をお使いなのです。
頭寒足熱
頭を冷やして、足を温める事は健康の基本といわれています。もう9月というのにまだまだ寝苦しい夜が続いていますが頭に熱がこもらず涼しく快眠できると人気なのが塩まくらです。えっ?塩の枕...と言われる方もおられますが意外にご愛用の方も多い安眠グッズなのです。塩の粒が小さくなってよりソフトな感触になりました。
つくばい
つくばいは、お茶の世界から来ているものと聞いています、お客様が手を洗うときに「つくばう」(しゃがむ)から「つくばい」というらしいです。自然石を利用したもの、焼き物などいろいろありますがこちらのつくばいにも長い竹筒が使われています。たまたまこの時は水が止まっていましたが、西洋の噴水などもいいですが、自然な水のながれを愛しむ心は大好きです。
蛇かご
白竹で編まれた蛇かごはカズラのループがあるので壁面にかけて飾れるようになっています。オトシをいれて野の花など一輪いれると何とも心やすらぐものがあるのですが、オトシの替わりに竹炭(バラ)をいれたものが結構人気でなくなってしまいました。ちょっとサイズや口のあしらいを変更して今度は虎竹で試作してもらっています。また違った魅力のある一品になりそうなのです。
巨匠の衣装かご
以前、アジロ編みの巨匠渡辺竹清先生のお宅にお伺いさせていただいた時に頂いた衣装かごです。文字通り毎日着るちょっとした衣類をいれておいたりするのには重宝しますが、さすがにこれだけの作品になると、ただ和室なんかに置いてあるだけで編み目の美しさ、その時々の光りの加減による色目の変化を楽しめます。
竹垣
もうボロボロになっていた建仁寺垣に屋根を付けかえ、土台を直すと竹垣が生き返ります。自然素材は大概そうなんですが新しいものより、こうした古いものの方が趣があっていいものです。修理して大切にまた十数年は本店で使えそうなのです。
竹のトランク
昔は今では考えられないような凄いモノがあったという事を思い知らされます。竹でできたトランク。列車の旅でしょうか?どんな方が手にさげて、どんな思いを連れて歩いたのでしょうか?色つや、年期のはいった面構えに時代を感じます。できることなら自分も持って旅行したい!素材がなかったり、職人さんがいなくなったりで復刻は少し難しいようです。
灯り
暑い暑いと思っていたら、フッとした瞬間に秋の風を感じる今日この頃。涼風にあたりながらすごす夜長には、虫の音でも聞きながらこんな竹の灯りがいいものです。
根曲竹手付きかご
キッチンでハッと目がとまるような存在感の手付きかごを見つけました。もう数年来ご使用になられているようですが持ち手や口巻きのツヤといい全体から何とも言えない渋さと風合いがただよってきます。毎日野菜カゴとして愛用いただいているからこそ、こんなにイキイキとしているのでしょうか。
ホワイト
竹のあしらい
竹すだれ
手にずっしりと重量感のある竹すだれです。竹の表皮を残してあまれていますから本当に丈夫、日よけやお部屋の間仕切りにやっぱり長く使うならコレです。
お盆明けの工場
大ざる
素朴な竹手提げかご
虎竹の什器
餅ばい
新築祝いに餅投げをすることを高知では「餅ばい」と言います。他の県でも同じように呼んでいるところがあるかも知れませんが、餅ばいと聞くと子供の頃から、それはそれは楽しみで餅ばいの始まる何時間も前から新築のお宅の近くに友人と集まってはワクワクしながら待っていた覚えがあります。ビールやお酒は投げられないので木札にして後から交換してもらうのですが、さすが虎竹の里の木札はひと味違います。「せっけん」と書かれた木札、実はこれ虎竹の里炭石鹸との交換券。この日は100個分がお祝いにまかれました。
大きな大きなカゴ
八割
八割れ(やつわれ)は履き心地がいいことから愛用されてきた下駄のひとつなんですが、竹皮も黒、桐材も黒、鼻緒も、縁巻きもすべて黒にこだわった八割ブラックがこの夏新登場しました。歩きやすいので自分も最近の出張はこの下駄ばかりになっているほどですからお客様の評判もよくて販売早々に完売してしまいました。ただ、竹皮染めたり手間が多くて次の販売は1ヶ月半から遅ければ2ヶ月先になりそうです。