ずいぶん前に赤と黒のエクスタシーというキャッチコピーの「天と地と」という映画がありました。上杉謙信と武田信玄の有名な川中島の合戦をえがいたものでしたが両軍が赤の鎧、黒の鎧に色分けされていて見応えのあるシーンが続いていました。新しくご紹介の竹枝の箸置きをこうして赤黒ならべてみると何だか思い出されてきました。
温かい日差しの中、虎竹の選別作業が続いています。虎竹の里の竹林といっても、全部の竹に虎模様が出ると言うわけではありません。山によって日当たりも違うし根の張り具合も違う、竹林の全体の年齢が違うと山の職人さんは言います。そして温暖化も影響があると口をそろえます「寒うないと色づきが悪いきんのう…」。ここで太さ別、色づき別に選り分けられそれぞれの決められた保管場所に運んでいき、この一年材料として使っていくのです。
根が曲がるくらい雪が積もり、そして鍛えられた竹。細くしなやかで本当に強い、割ってヒゴをとりザルやカゴにしたものが多いですが耐久性に非常にすぐれています。竹を丸竹のまま使った椅子を見つけました、これはあまり見かける事のない珍しいものですが、こんな使い方ができるくらい強靱な竹ということなのです。
間違ってません。何だか意味不明の写真をアップしているから間違いかと思われる方がおられるかも知れませんが、大丈夫です。新製品の竹炭塗料をお客様に説明するのに少し試し塗りしてみました。そのうち床下を前面塗ったような施工例をご紹介したいと思っています~
一心に竹を編む職人の仕事場は、心地よい緊張感と新しいものがうみだされる期待感で本当に楽しいものです。いつまでいても飽きないものですが、使っている道具もひとつひとつ見ていると、使っている材料、作り出す商品によりそれぞれ長い年月の間に工夫され、年期がはいり、何ともいえない味がでています。
東京の雨は冷たいので駅まで濡れるのがイヤだなあと思っていたら「これ、どうぞ」とホテルの方が傘を差しだしてくれました。こんな小さな事でファンになる事も多いのです。ホテルセンチュリーサザンタワー、もうひとつ気にいったことは竹炭を使った空気清浄。空調設備に竹炭を利用して消臭や調湿に役立てるとは素晴らしい、海外からのお客様も多かったのですが皆さん喜ばれているのではないかと思いました。これから新宿で泊まることが増えそうなんです。
2000年から続いているe商人養成塾。そして高知に毎月のように来ていただいている京都イージーの岸本塾長。真っ暗な中にひとりポツンといた時にこの方の背中を、ずっとずっと遠くの小さな小さなの灯りを追いかけてきました。6年前、琵琶湖のほとりのローソンで買っていただいた1本の缶コーヒーは「あんたも、頑張りなはれ」そう励ましてくれているようで今朝もパソコンの横で見守ってくれているのです。
定番の彩り下駄に黒が登場しました。キュッと引き締まった色目に柄が映えてなかなか綺麗、イキな下駄、男性サイズがないのが残念なんです。
若い方に限らず鼻緒の履き物にあまり馴染みのないかと思いますが、この下駄は初めて履たときから足にピタッとくるとなかなかの人気です。足裏のあたる天板の部分に微妙な凹凸をいれてあり歩きやすく疲れにくいのが特徴のヒールフィット下駄です。
雪の残る道路を滑らないように注意して歩いていると手袋をした手先や何枚も重ね着した肩口がシンシンの冷えてきました。ふと立ち寄った工房の暖炉で暖まります。細工で出きた切れ端を赤々と燃える暖炉にくべると鉄の急須で熱いお茶を入れていただきましたが何とも美味い。ウチの内職のおばちゃんが縁側でいれてくれるお茶と同じ味がして心身ともにポカポカなのです。
ここではイーハトーブという言葉をよく見かけます。何のことだろう?そう思って聞いてみると何でも宮沢賢治が言った言葉だそうで、理想郷という意味があるとの事。なるほど、この東北の地は豊かな自然とあたたかい人の情にあふれています。雄大な岩手山をながめながらそんな事を思っていて、ふと立ち寄ったお店に竹虎の商品が!?おお~!ここまで来てますか?ちょっと感激した東北の旅。
くるみクッキーの甘さが熱い珈琲と相性がよくってあっと言う間にたいらげました。外の寒さがウソのような喫茶店にすわって広いガラス窓から外をながめると竹にワラの腹巻きをしている、岩手・光原社さんは宮沢賢治ゆかりのお店。ただ居るだけで満たされた豊かな気分になってくる、時間の早はやはり場所によって違うことがあるようです。北上川の美しい流れに誘われて、いわて銀河鉄道にのってみたいそんな事を思う旅の途中です。
青海波ってなんて読むのか知らなかったのですが「 せいがいは 」 と読むようです。なるほど青い海で波のうれる模様...ところがもともとこの模様はなんでも中国の青海地方の山岳文様だと聞き、えっ?山岳?とちょっと意外でした。まあ、それはさておき広く親しまれているこの青海波模様の今年の男下駄。休みの日の散歩を楽しくしてくれそうです。
バーツではありません(どこか外国の通貨)、パーツです。なんのパーツかというと虎竹縁台、これから夏にむけて本格的なシーズンをむかえますが本体骨組み、脚の部分、腰かける部分とそれぞれ別に用意しておいて最終的な商品に仕上げていくのです。
これは何?と思われる方が多いかも知れませんが実はこれ、トラックの荷台。お客様からの注文の竹垣と焼き板木戸セットを積み込んだんです、施工現場で組み立てて完成させますけれど庭の景色が一新されるだろうなあ、どんなお庭になるだろうなあと楽しみなのです。
先日はなんとYahoo!さんが取材に来てくれたんです。Yahoo!ですよ~Yahoo!インターネットを見たことのないウチの職人もさすがに名前は知っていました。「ああ、知っちゅう、知っちゅう、、、山に登って遠くにむかって叫ぶ…」違うーーーーー!
目に見えない所をガッチリやってくれる床下調湿竹炭はもうお馴染みですが、さらにコレ竹炭パワーの塗料!同じく消臭や調湿に効果的な縁の下の力持ちです。
真新しいスーツ姿を見かけるようになりました。新入の季節です、竹虎の焼き板木戸にも新しいメンバーが登場。こんなの誰が使うんだろう?どこにいるんだろう?そう思われる方も多いかも知れませんが、ちょっとした庭を愛でるゆとり。実は結構人気があるものなんです。
インターネットに出会って素晴らしい最高の人生を歩ませてもらっています。「竹なんかパソコンから誰が買うんだ?」なんて言われたけれど、その可能性をずっと信じてきて、少しづつお客様に知ってもらい、沢山の人に助けてもらいこんな田舎で何とか虎竹の火も燃やしつづけています。虎竹の里の山の職人さん、山主さん、内職さん、地元のお年寄り、取引の職人さん、取引メーカーさん、パートのみなさん、荷物を運んでくれる宅急便のドライバーさん、ウチの職人、配送社員、受注チーム、ウェブ作成チーム、いつも支えてくれる工場長、ボクを四代目に生んでくれた両親…すべての人に感謝を心から言いたのです。
全国EC協議会のベストECショップ大賞2007トップ10に竹虎がノミネートされました。
今朝は事務所にかかっている敬愛する二代目祖父の顔をみながら涙がとまりません。今日は面接もあるのに大丈夫だろうか、、、?
この動物園にはジャングルがあるんです。熱帯雨林を再現した特別な建物があり中に入ると、「ウッ」とするような湿度となまあたたかさ。熱帯の魚、水辺の動物、ジャガー?竹はもともと熱帯の植物ですから、このコーナーの回廊にはピッタリ。和風のしっとりした表情もあり、こんな開放的な顔もある不思議な植物なんです。
その昔、熊と戦う空手家がいました。筋肉隆々のあの極真の達人もこんな熊の手におそわれたらひとたまりもないでしょう。熊手もいろいろありますが、その中で君臨する最強の熊手ができました。
土地の価格というのは、結構あがっているようです。そんな関係で最近のマンションの一人当たりの広さというのは狭くなりつつあるとニュースでみました。そこで注目されているのが実はベランダ。洗濯物を干したりするだけでなく有効利用しようという方が増えていて、実際ベランダをどこかの高級リゾートのように設えたマンションが人気だそう。木で出来たものは前からありましたが、竹のデッキパネルなんていう商品も出来ています。ある程度の面積を敷くと良く分かるのですが、プラスチックなど人工の素材とは圧倒的な質感の違いがありますから自然素材のモノがこれからますます沢山の方に支持されるようになりそうです。
五つ星をあげたい営業マン登場。偶然であったその方がサッと取り出した名刺入れは何と日本唯一の虎竹名刺入れ!笑顔も気持ちのいいこんな方を見ると勤めている会社までイメージがよく思えてしまいます。営業成績もきっと五つ星の彼、今日もがんばって!
竹虎工場のすぐ前に広がる静かな浜辺は海水浴場として夏場には沢山の方がこられますし、県内の小中学校の遠足の皆さんもたまにやって来られる所です。先日はこの浜から虎竹が舟で出荷されていた事をご紹介しましたが、実は江戸時代には年貢として納められていた記録が残っています。昔からこの竹の美しさが沢山に愛でられていたのかと思うとまた感慨ひとしおです。
竹の小枝をそのまま高温で焼き上げて自然のままの形に竹炭にしています。竹そのものの曲がりなども活かしながら1本1本厳選して作られた照明器具。灯りをいれると、これが何ともいえない安らぎのランプになるんです。
この景色のよい、のどかな海岸はどこ?どこかの山奥のイメージのありそうな虎竹の里ですが実は目の前は海、広い太平洋が広がっています。その昔、道路の整備されていなかった時には、この浜から虎竹を舟で出荷していたんです。
今の生活にちょっとしたゆとりや安らぎを感じてもらえる竹炭が、ずっと静かなブームです。部屋に置いたり床下に敷いたり色々な活用法があるのですが、これは初めて。カットした竹炭をそのままボードにしています、お客様のなかでご自分でこんな加工をされた方はおられましたが遂に製品として登場したという感じです。壁材として腰張に使ってもいいし、床の間やリビングの一部にワンポイントでつかってもよさそうです。竹炭そのままですから見た目にも美しいしアイデアで驚くようなあしらいができそうな竹炭ボードです。