鍋の季節に絶対おすすめする竹ざるがあります。とにかく丈夫。こわれやすい縁も硬く籐で補強されていて、さわってビックリするくらいです。鍋におすすめするのにはワケがあり、水はけがいいのが自慢。わざわざ竹ひごをカマボコ状にしてあるから水分は自然と底に落ちやすくなっているのです。これなら水気のおおい生野菜など鍋の具材にはバッチリです。ひごを厚めにとっているので堅牢で普通の竹ザルにくらべて100倍お買い得!お手入れ後は壁などにつるしておけるように竹根の取手までついてます。
牧野植物園で野冊なるものを見せていただきました。植物採取をされる方なら必ず知っている道具のひとつだそうですが竹で作られているものもあると初めて知りました。虎竹命名の父、世界的植物学者であった牧野富太郎博士の愛用していた野冊も展示されていますが「こんな丈夫そうでしっかり作られたモノは今はどこにもない」と担当の方の言葉どおり一目でつくりが違います。まだまだ知らないことばかりです。
高松のお店でご馳走していただいたスイーツの名前は「アボガド」。なんかそんな名前の果物があったなあ?なんて思いながら頂きました。イタリアから輸入した真っ赤なマシーンをスチームを上げながら調整する職人さん(コーヒー入れる店員さんは、そう見えました)の入れてくれる自慢のエスプレッソをアイスクリームにかけていただくのです。甘さと、ほろ苦さ、熱さと冷たさ。ビックリするスケールの配送センターを拝見する前にすでにノックアウトなのです。ちなみにスイーツの正しい名前は「アフォガード」でした。田舎ものですから、ははは…。
花を買うという柄ではありませんが
久しぶりに花屋さんで花束を作ってもらいながら思いました。
花材などにもよるのでしょうが、
ひとつの花束をつくるのに
意外に時間がかかります。
花選び、切りそろえ、そしてラッピングまで
できあがりまで結構待つのです。
でも、不思議とイライラしない
いえいえ、むしろできあがりが楽しみで
わくわくしながら時間をすごすことができます。
ずっとどこを見ていたか?
店内…?窓の外の景色…?
…実は花を包んでくれている店員さんの顔。
花を切りながら、
包みながら、
リボンしながらニコニコ
好きなことに一生懸命は
見ているほうも気持ちいい。
色んな美しい花に囲まれていましたが
店員さんの笑顔がいちばんきれいなのです。
ボクは、だいたい惚れっぽい男です。
職人にも惚れるし
物にも惚れる。
さしずめ、虎竹には惚れっぱなしの
ふられっぱなし
ひとつも思うようになりません。
ところで最近、新しく惚れた人がいます。
その方は大きなお菓子の材料屋さん。
ケーキ作りの楽しさをみんなに知らせたいと燃えてます。
惚れました。
まず形から入るクセのあるボクは
その社長さんが使っていた同じバックを買いました。
あの方と同じバックで
同じように歩いてみる。
死ぬまでに少しでも近づけるか?
クオカ.com...。
場所は大阪の居酒屋さん、いよいよ帰り際となってふと長机の上の料理に目をやると、なんと!唐揚げをいれている盛りカゴに使われているのは…虎竹の里の竹!ふるい、ふるい友人に偶然あったような嬉しい気持ちです。
四国電力さんの発行されている雑誌に当社を掲載していただき社員の働いている写真が掲載されました。当の職人は照れながら、見てないようで実はものすごく楽しみに見ています。虎竹のこと、竹の里のこと、会社のこと、職人のこと、どれもこれも掲載していただいて嬉しいことばかりですが日頃あまり表にでてくることの少ない社員を掲載していただけるのは、ほんとうに感謝しているのです。
虎竹の命名の父は世界的な植物学者の牧野富太郎博士です。高知のご出身なので牧野植物園という素晴らしい施設が建てられています。小高い山の上にあって緑をながめながら歩くだけて気持ちのいい大好きな場所ですが、ここで先日、草月流の生け花展が開催されていました。お家元が来られて創作されたと言う大作を眺めていると、竹の真っ直ぐさ、竹の柔軟さ、人生そのものだと時間を忘れてしまうのです。
来年の干支ができました、もちろん竹で出来ています。もともとは箸置きとして使っていただくように作られていますが、ちょっとした飾りにされる方が多いようです。虎竹の里の山を行けば、まれにカワイイうり坊に出会うこともありますが(集団でゾロゾロ歩いているとちょっと怖い)2007年はイノシシ、まっすぐに猛然と、そう、竹が一直線に天をめざすように突き進みたいと思っています。
お客様のご注文でギフトセットをつくったところ思いがけずになかなか好評だったので今度は「感謝」のギフトも作ってみました。ずいぶんと寒くなってきてぽかぽかお風呂が恋しい季節です。贈った方に、ゆっくりリラックスしたバスタイムを楽しんでいただければいいなと思っています。ちょうど今週は勤労感謝もありますしこんな機会にちょっとした気持ちを手渡しするお手伝いができればと思います。
昨日の話しを書いていて8月に車検を受けた時のことを思いだしました。トヨタの車を販売しているその会社はキラキラッと光っている感じです。社長さんも素晴らしいので実はボクはファンの一人なのですが、実際に電話したり接客したりする社員が光っています。車を届けに来てくれた彼もインターンシップでお会いしたことがある学生さん、受付の彼女はよさこい祭りで僕たちのチームに毎年踊りにきていてた...。しばらく見ないうちに一流の礼儀作法と身のこなしを身につけて言ってもらわないと誰か分からないくらいです。人がこれだけ変われるというのに心底感動します。「働いて、強くなる。」とはこういう事なんです、別に腕力が強くなるということではありません(まあ、当時はそういう意味もありましたが、へへへ)。
スーパーマーケットの印象が随分と変わりました。場所は松山市内のスーパー、こんなお願いは聞いていただけないだろう…ちょっと諦めかけていたところに予想を超えるような対応をしていただき本当にちょっとビックリするくらい嬉しかったです。担当の社員さんの対応も気持ちがいいし、高知のお店が県外でこんなに頑張っているのを見せてもらって感激しました。おまけにインターンシップの時にお世話になった学生さんがこの企業に就職してここでイキイキと働いています。久しぶりに会えたこと、輝いていること、仕事って最高だと思うのです。
いろいろな雑誌に取り上げていただく機会があります。自分たちみたいな田舎の小さな小さな竹屋にお声を掛けていただけて本当にうれしく思っています。今回掲載していただいたのは、ゆとりある東京暮らしを提案している「東京生活」(えい出版社)という本。自然の竹の小枝そのままを焼き上げた風合いに目を留めていただいたのでしょうか?竹炭マドラーを紹介いただいてます。焼酎などの水割りにも是非お使いください♪
この季節になると問い合わせが多くなるもののひとつに、この竹のほうきがあるのです、やはり年末ともなると日頃手がまわらないところまで大掃除をされますよね。しかし掃除機がある時代に...なんて思いますが場所により、ほうきでサカサカッとはき出したほうが綺麗にできるところもあるという事です。
本体に竹を使った竹のベットを試作しています。これだけでも竹ならではの風合いを楽しんでいただけるかと思うのですが、更に底部分を二段にして不織布にいれた竹炭を敷き詰めます。究極の癒しの眠りが待ち遠しい今日この頃です。
天井の高い館内を利用して竹の演出をしているホテルさんがあります。照明や生花との組み合わせによってうまく竹林の雰囲気と季節感をだしているのに感心して魅入っていました。つくづく竹っていいものです、前から行きたいと思っていた竹の植物園の話しを聞きました今からお伺いするのが楽しみです。
さてさて、先日はコンビニにいって
何気なく雑誌を手にとったんです。
表紙の人って誰だったかなあ?
芸能人あまり知らないので
ああ、これが高知出身で地元でも話題になった歌手だろうか?
高知から出て行ってエライ女の子やなあ
※もちろん、人間違いしています(^^;)
そんな事思いながら雑誌をペラペラ...
するとっ!
なんとっ!
何処かで見たような
というか見慣れた真っ黒い、まん丸なお菓子がっ!!!!!
まぎれもなく竹虎で販売している竹炭豆が掲載されているのですっ!!!!!
おお~っ♪♪♪
載るとは聞いてましたが
こんなふうに実際に陳列されている本をみると
感慨もひとしおなのです
雑誌の名前はESSE(エッセ)
お洒落なだけではなくて毎回購入したくなるくらい
色々な情報が満載
働く女性の方にもオススメの一冊です~
今週はアチコチと出かけることが多いです。昨日は福山にいってました。ところで高知自動車道の途中にあるPAには建仁寺垣がしつらえてありますが、これは当社が作らせていただいたもの。通りがかるたびについつい車を停めて見てしまいます。
別府にきたら必ず渡辺先生のお宅にお邪魔させていただきます。先生が銀座のお箸屋さんに頼まれて制作された煤竹のお箸は太くて握りやすく拭きうるしでしあげられた重厚な雰囲気。一目で気にいって「いいなぁ~」といっていると何と先生が一膳くださいました。持った感触、表皮を微妙にのこした感じや、箸先の細さ、色つや、質感、完璧です。これでご飯をいただけるかと思うとそれだけで幸せな気持ちがこみ上げてきます。人をこんな気持ちにさせられる先生の技の深さに感銘を覚えています。
竹の車椅子は、海風の気持ちいい丘の上にある工房で生み出されていました。フレームなどすべて竹でできているのにはビックリですが何より座ってみてハンドルをにぎるとその持ちやすさに驚きます。作る人の思いがいっぱい詰まった優しさがあふれる一台に出会いました。
虎竹箸は普通に考える以上に手間のかかる製造工程があるのです。竹を割る、切り揃える、削る、、、特に削りの作業は職人の腕のみせどころ細くてしなやかなのが虎竹うるし箸のいいところ、細く削って仕上げていくにはかなりの技量が必要です。その一番難しい削りの工程をずっとみています。だんだんと形ができ上がってくるのは見ていてもたのしいものです。
蒸し料理がこんなに簡単だとは思いませんでした。蒸篭と専用鍋のセットを用意して水を適量いれて蒸すだけ...肉まんやシューマイなどはもちろんですが、お気にいりは温野菜。はじめて試す野菜などは時々竹ぐしでさして中まで柔らかくなっているか確認するだけでOK。ほかほか、ほくほくのおイモも寒い季節には最高です。
この連休は天気もいいですし、外へお出かけされる方も多いのではないでしょうか。楽しい行楽のお供に人気の商品が白竹ランチボックス、しっかりした作りと飽きのこないシンプルなデザインで長くご愛用できると昔からファンの多い逸品なのです。こんな自然素材の小物が少しづつ見直されているのは嬉しいこと、先日の雑誌「エココロ」さんにも掲載していただきました。
徳島の懇意にしていただいている社長さんに見晴らしのよい高台にあるログハウスに誘っていただきました。夜もふけてくると、ちょっと肌寒いくらいですが部屋は暖炉の火がパチパチと音をたててイイ感じ。出していただく料理はどれも美味しいのですが特に厚切り牛肉を自家製の味噌とスダチでといたタレでいただくのは絶品です!これが炭の力だと言われました。暖炉の火で荒焼きして更に目の前の七輪で焼く、「いい備長炭でないとこの味にはならんねえ」本当にそのとおりだと見渡す部屋には置き炭がいっぱい。だから居心地いいのか…炭の力は偉大です。
竹には自然と目がいくのですが、先日の出張の際に見かけた本当にステキなお店です。洋服やバックを販売しているお店のようでしたが、こんなお庭があるお店だとそれだけでセンスの良さとか品の良さやブランドを感じてしまいます。それにしても建仁寺垣が美しいお庭には青々としたマダケが植えられていて都会のオアシスのようです。冬でもきれいな葉の色をした竹は生命力の象徴といわれて昔から中国などでも縁起のいい植物とされています。日本でも様々な神事に使われていますが神秘的にさえ思える竹の美しさを考えると、なんだかうなづける気がするのです。
新日本様式100選に選定された商品には「匠の技」「粋の行動」「優の精神」の3つのこころが込められているといいます。日本を代表する一流企業にまざって選定していただけたのは古来より竹と日本人の密接な関係を今の暮らしにどういかせるかをインターネットをとおして模索している竹虎の姿を評価していただいたのではないかと思っています。こんな田舎ものがこんな立派なポスターに名前が載るのもインターネットのお陰と今日も感謝の気持ちでいっぱいです。