一昔前まで軒先や路地裏で見られた夏の風物詩。打ち水した夏の夕刻には、蚊取り線香とウチワ片手にこんな竹縁台で将棋に興じる大人達がいました。今では見られない懐かしい光景が、日本唯一の虎斑竹(とらふたけ)で作られた竹縁台で蘇ります...。で、いよいよシーズンの虎竹縁台を製造しようと言うわけですが竹虎の場合、製造といいますのは、まず素材からはじまります。トラックに満載した竹が工場に入ってきました、すべての製品はまずここから。虎竹なんて日本のどこにもないから当然といえば当然のことですが、こうやって自分たちのつくる製品の材料を取るところからはじまるのです。山に生えている竹林と工場、そしてお客様がひとつの線で結ばれているのを感じる瞬間でもあります。
楽園
重宝しています
脱衣かごなんて、今時...などと思われる方もおられるかも知れませんが今時、なかなかそれでも好評なのです。しばらく売り切れで販売することができませんでしたが、先日からようやく出来上がり販売開始しています。部屋着、短パン、薄手の上着などなどタンスの上などにおいておくと、ちょっと羽織ったり、着替えたかったりする時にもホントに重宝です。
いつものビールが変わる!
よく似合う
丸竹のまま高温で焼き上げた飾り竹炭ですが窯から出した時すべてが長くて綺麗な状態というわけではありません。割れたり、折れたりしたものが結構あるのですそんな少し短めの丸竹炭を使って店頭に飾りにしてみました。いつも思うのですが竹炭って緑のものと本当によくマッチしますよ~
朝から幸せ気分
世界の巨匠・渡辺竹清先生はニューヨークの超有名宝石店に作品を提供されていたことで有名です。昨年でしたか店長が自分好みの物をと当社の日本唯一の虎竹をもちこみ先生に創作していただいたのがこの虎竹網代バック。持ち手の鳳尾竹(ほうびちく)の色ツヤ、虎竹の編み込みの緻密さ、籐まきの美しさ、手触り、持った感触。さすが超一流、頂点を極めた技の風格。ほれぼれしながら眺めているだけで1時間なんかアッという間。でも、幸せ気分なひとときなのです。
仕事能率アップの秘訣
馬
高知にも高知競馬場というのがありまして、馬が見たいと思えば結構身近なといえば身近な存在です。そうそう、ハルウララ人気の頃は休日ともなると家族づれなどで、ちょっとした遊園地のようなにぎわいでした。ところで竹虎で馬といえば、実はコレのこと。写真のように小さなものから、腰の高さくらいまであるような大きなもの、短いものから数メートルもあるような長いものまで色々。この「馬」に特産の虎竹をならべて選別したり、切断したり色々作業するなくてはならない道具の一つなんです。
60年に一度
先日スズ竹職人さんにお会いさせていただいた時のことです、何気に使われている小物入れにビックリ。どうです?この色つや...、もともとは後ろに写ってるくらいの白っぽい色目の竹が長年使っているうちにこんな飴色に変わってきます。まさに使う人によって味がでる丈夫で素晴らしい素材。この竹で作ったスズ竹市場かごが只今欠品中で本当に沢山の方にお待ちいただいていますが、実は昨年はちょうどこの竹の花が咲きました、花が咲くと竹は全て枯れてしまいますので材料不足となって製造できないでいるんです。竹の花なんて見たことない、そんな方も多いと思いますが、それもそのはず、60年に一度の非常にめずらしい事なんです。
寝ても覚めても
目の前にあっても気づきません
竹虎の工場には竹ばかりでなくって、地元の間伐材の丸太なんかも沢山ストックしています。竹屋さんなのに、木の丸太?そうなんですこの丸太を焼いて焼き柱にて焼き柱垣に作ることもありますし、意外に知られていませんが竹の袖垣を固定するのにこの焼き柱を使います。穴を掘って焼き柱を埋めたあと、袖垣を3カ所くらい銅線などでくくりつけてシュロ縄で飾ればできあがりです。関心がないと一体こんな袖垣や竹垣なんて何処に使うのかと思いますが、よ~く気をつけてみてみると案外近くにあったりするものです。
年がバレる、古いCM
「高原の小枝を大切に」というCMを覚えてられませんか?どこかのお菓子メーカーの「小枝チョコレート」という商品のテレビコマーシャルです。(ムチャクチャ古い~)結構美味しくてよく食べた記憶もあります、ああ~なんか時代がわかってしまいそうですが、まあ、それはさておき高原の小枝ならぬ、竹の小枝を大切に大切に焼き上げて作った竹の箸置。枝の付け根の部分をそのまま残して焼き上げていますから自然の風合いが面白く、本当に竹炭とは思えない美しさなんです。大切な方へのギフトなどに使いたい、そんな事を思って一番楽しみにしているのはやっぱりボクかも知れません。
新作できました。
夏の装いには竹かごバックは欠かせないお洒落アイテムです。竹虎も本格的な暑い季節をまえに、自信をもってオススメできる新作をズラリと登場させましたよ~気軽にもてるけれども、「あの人とは違う」ワンランク上の竹バックのラインナップを是非ご覧下さい。一目見て、あ~素敵~と思われる方も多いかと思うのですが、これらのバックは長く使っていてるうちに本当に良さがジワジワと感じていただけるモノなんです。そして、シーズンにしばられることなく一年通して楽しんでいただける竹バックたちです。
愛のメッセージ
昨年からはじめた「30文字に愛を込めるメッセージ」サービス。この父の日はなかなかの好評です。竹材で作った箸箱、黒竹を削りだして作ったスライド式のフタを開けると虎竹うるし箸が入っています。そしてその下になにやら言葉が刻まれている...、日頃言えない感謝の気持ちや贈る言葉をもらったら、ちょっとサプライズ!今度の日曜日、全国各地からお父さんの嬉しい驚きの声が聞こえてきそうで今から楽しみなんです。
旅人
カイロを旅行中の書家バジョカさんからの郵便が届いた事を、このブログでも紹介しましたが、その時の作品がようやく形になりました。あれは確か3月終わりの事ですから2ヶ月半もかかってしまいました。ベルリンからオランダ、ベルギー、フランス、スペイン、モロッコ、トルコ、シリア、レバノン、イスラエル、ヨルダン、エジプト、スーダン、エチオピア、ジブチと長い旅を続けるバジョカさん「今、イエメンのサナアにいます...」どんなところかも想像できないのですが、あと半年もつづく道程どうかお元気で。<同じ旅人同士>届いたエアメールを拝見しながらお祈りしているのです。
甲子園口「瓢箪」
虎竹や黒竹を内装に使うお仕事のお手伝いなどもさせていただきます。室内のちょっとしたあしらいに竹があると心和むものです。ふすまや壁面をズラリと竹でならべられる事もあり、お写真など拝見させていただくだけでもその出来映えの壮観さには言葉をなくすことも多々あります。内装では使うことの多い黒竹をお店の外側の壁一面にならべた凄いお店が最近できました。数枚の写真の迫力に圧倒されましたが実物のお店はどんなんだろうか?さぞインパクトがあるに違いない...考えただけでワクワクしてきます。これは一見の価値あり!大阪は甲子園口の「瓢箪」さんというお店、高知からだと少し遠いのですが近いうちに是非いちどお伺いしたいと思っているのです。
竹炭ペンダント
胸元に黒い宝石...ちょっと大げさかも知れませんが、それくらいの高級感と渋い色つやの竹炭ペンダントなのです。ご存じない方でしたら今までの炭の常識がちょっと変わってしまいそう、驚かれるお顔を想像するだけで楽しくなってきます。竹炭は、まず土窯にこだわりました、昔ながらの土窯に改良と工夫をこらして 1000度という高温で焼きあげ素材に適したものだけを厳選に厳選を重ねます、そして、竹炭職人の匠の技でひとつひとつ削りだし作りあげていくのです。正絹の紐をまとめる留め玉まで竹炭の小枝を焼いて使っています、竹の節の面白みがイイのです♪竹虎ならではのアクセサリーでができたと思っています。
帰ってきたら
東京出張から帰ってくるととても嬉しい知らせが待っていました!先日雑誌「千葉ウォーカー」さんに竹虎の商品が取り上げていただいたのですがその雑誌が届いていたんです。掲載されたのは大正ロマン下駄、今回は花火特集ということなのでまさにドンピシャ!夏の夜が待ち遠しくなりそうです~
やはり21世紀の素材だ
これは何か分かりますか?実は竹家具に使っている竹の集成材なのです。家具といえば「木」というイメージが強いですが竹もこのように加工をすると、元々とても硬く、昔から物差しに使われてきたくらい非常に狂いが少ない素材ですから家具にも最適なのです。ダイニングテーブルやハイバックチェアは自宅でも使っていますが特に気に入っているのは質感と重さ。竹ならではの手触りと頼りがいのある堅牢な重量感です。
ピチピチチャプチャンプ、ランランラン♪
雑誌掲載
ワイン会
虎竹名刺入れ
先週は大阪から情熱ドットコム井場元さんがいらっしゃいました。実は以前にお越しいただいた時には、険しい山道なのでなかなかお連れする事の出来ない虎竹の竹林にまで足を運んでいただいてました。特別なおもてなしが出来る訳でもなく、何かかわったことをしている訳でもなく、やはり竹虎には「竹」しかないのです。挨拶にサッと取り出す名刺入れは...!?なんと虎竹名刺入れ。全国をとびまわっている井場元社長さんにお使いいただけて本当に光栄なのです。
癒しの竹炭風鈴
100年竹
虎竹トンボ
最後の清流といわれて有名な四万十川ちかくにトンボ王国というトンボの楽園があります。今朝の高知新聞には、この王国の池でコイなどの魚を捕獲しているという記事が掲載されていました、なんでも、ヤゴを食べてしまうらしいのです。でも、何もトンボ王国まで行かなくとも虎竹の里にも沢山のトンボが舞っていて、そんな自然な姿の虫たちをそのまま虎竹で再現しているんです。