和風のお庭でよく使っていただく袖垣。ご存じない方は、いったいこんな物どこに置くのか?と思われるかも知れません。実は玄関脇などでちょっとした目隠しなどに使われるものなんです。室外機を隠したり、お庭のアクセントや間仕切りに使われたりもする、この袖垣。丸い竹をそのまま曲げて作っていると思われてるお客様が意外に多いのですが、実は孟宗竹の芯に、細く割った虎竹や白竹を巻き付けて製作されています。写真の手前、緑に見える竹が芯にはいる孟宗竹で後ろにある袖垣が虎竹、白竹を巻き付けたもの。つまり、竹が二重になっている形です、屋外で使う物ですからこうやって見た目の美しさと強度をつけているんです。
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