ボクは小さい頃、温泉好きの祖父に連れられ仕事がてらの旅行で全国あちこちの温泉に行ったようです。記憶がなかったり忘れていたりする事も多いのですが、大きなお風呂にたっぷりのお湯、もうもうと立ちこめる湯気とかけ湯の音...不思議と鮮明によみがえったりします。
メゴ笹洗濯かごもそんな温泉場の遠い記憶の中にしまってあったもののひとつでしょうか、はじめて見たのに懐かしい気持ちでいっぱいなりました。でも、実はこのカゴを初めて手にする事ができたのは竹虎入社して3年も経ってから。話には聞くものの作る事のできる職人さんがいなくなりずっと欠品で「幻のかご」と言われて実物を見ることはできずにいたんです。だから、最近になって腕のいいメゴ笹職人さんに出会ってから古き良き時代をしのぶ逸品をこうして少しづつでもご紹介できるようになり本当に感謝しているのです。
発車オーライ
虎竹ハンドバック
まあ、ハンドバックなんていったら、まず革。ボクは革製品が大好きで専門店なんかいくと時間を忘れてしまう方です。財布やバックを手にとり、手触りを確かめながらジッパーを開けたり、ホックを外したり、どうやって使おうかとか、何を収納できるかとか、どんな風になじんでくるのかとか色々考えるのです。
ところで、竹虎だったらやっぱり竹。
でも、竹のハンドバックなんて見たこともない人がほとんど。だから、ボクはふだん使っている財布も名刺入れも、システム手帳も虎竹ですが「それ何ぃ?」という顔をされるのです。
父の日には
ホークリフト
父の日ギフト
ビタントニオ
雨、雨ふれふれ♪
いいモノには、
いい音がつきものだと思います。
たとえば、車。
特にヨーロッパの高級車なんかは
ドアを開閉した時に何とも重厚で
心地のよい独特の音があったりします。
この前原の傘をはじめて開いた時にも
開ききった時の「カチッ」という
品質の確かさを象徴しているかのような音に驚きました。
雨はあまり心待ちにするものではありませんが
この傘が届いてからは「雨、雨ふれふれ♪」の歌を
なんど口づさんだことか...。
そして、待望の雨。
傘をひらく、
外にでる
大粒の雨が傘にあたる
そしたら、また、また最高に素敵な音。
雨粒が、まるで太鼓をたたくように
「ボッ」「ボッ」
やっぱり、いいモノには、いい音があるのです。
ところで、お気に入りの傘と同じく
雨の日が少し待ち遠しくなりそうな
こんな傘立てあります。
SUNDAY EXCITING RADIO
昨日の日曜日、FM‐FUJIの番組に電話出演させてもらいました。いちおう、ディレクターの方から送っていただいた原稿があったんですが結局、竹の事、竹炭の話だと13分間の放送の間、一度も見なかったです。
せっかくこんなに原稿を用意していただいてスミマセン(^^;)
ところで、番組の中でアナウンサーの方も興味津々だった摂取温度にこだわった安心の竹酢液はこちらです~
焼坂への道
デスクの上のカードホルダーを見ると何気に虎竹が使われていたりする竹虎の事務所。専務が言ってましたが、子供の頃から竹といったら虎の模様が入っているのが当たり前だと思っていたというくらい普通の竹だから身近にこんな小物もあるのです。でも、ホントは日本でも虎竹の里でしか成育しない不思議な竹、先日東京からみえたお客様も、山にある竹をすぐそこの家の庭に植え替えても虎模様がつかないという話しをすると「うぇ~~~~~、ホントですかぁ?!」とコッチが驚くくらいのリアクションでした。そんな虎竹のふるさと、焼坂の道はボクの大好きな散歩道でもあります。
ちょいワルおやじ
職人芸
竹虎の竹皮スリッパは、竹皮の履き心地を大切にしたいから型押しせず職人の技だけで形をととのえています。当然、職人の手により微妙に形の違いがあるのです、だから底につけるUVAスポンジも一足一足形がちがいます。決まった型なら機械でいくらでも打ち抜けて大量生産もできるのですが全て手作業だとそうはいきません。でも、竹皮スリッパをお買い求め頂いた皆さまは、是非底部分をご覧下さい。本当に手で削っているのだろうか?そんな風に思うくらいのなめらかで美しい仕上げ、妥協しない専門の職人芸ならではなのです。
天然の化粧水
このボロ雑巾の山はいったいなに?
そんな風に感じられる方がおおいのではないかと思います。
実は、竹って油抜きといって竹に含まれる油分をガスバーナーな
どの熱を加えて抜き取ると同時にこの自然の油分を利用して竹を
綺麗に拭きあげているのです。竹に油分とは意外かも知れません
が、ガスバーナーで作業していると竹の切り口から「シューシューッ」
と吹き出すくらいの油分を含んでいます。
で、このボロ雑巾のように見えるのは、この油分で虎竹を拭きあ
げた布の山。こうやって積み上げておいて大きな湯釜の熱湯に放
り込み洗って再利用します。
虎竹のツヤを見て特別な塗料でも塗っているのですかと質問され
ることもありますが、何を隠そうこんな天然の化粧水なんです。
ロングセラー
一昨日の日曜日も少し用があって日曜市にでかけました。土佐の日曜市といえばご存じの方も多いかと思いますが400年の歴史と600店舗もの出店規模は他ではあまりない街路市ではないかと思います。地元の方より、四国をはじめ、京阪神、中国、九州といった遠方からの観光のお客様が中心のようです。そんな日曜市で人気の「いも天」。その時は、たまたま通りがかると行列が少なかったものですから久しぶりに買ってみました。そしたら、やっぱり納得できる美味しさ!また今度買いたくなるような満足感でした。長く、ずっと人気がある商品というのは何らかの魅力があるものだとつくづく感じたものです。
さて実は竹虎にも、そんな人気のロングセラーがあるのをご存じでしょうか?、一度ご使用いただいたお客様からの口コミで少しづつ広がって、ついに5万個突破した「虎竹の里炭せっけん」なんです。炭の吸着効果で毛穴のよごれをスッキリ!それなのに、化粧水がいらないという方もおられるくらいの、しっとり感。もともと肌の弱い自分たち家族が使いたくて作った石鹸なので香料、防腐剤無添加にこだわっています、敏感肌の方、お年寄りから小さなお子様まで皆さまに自信をもってオススメしている逸品。ボクはお世話になった方、大切な方、大好きな方にこそ、この炭石鹸を贈るようにしているんです。
近日ご紹介できそうです
フローリングの上履きとして人気の竹皮草履です。ボクが愛用しているのは生地を別に用意して作った別注品。毎日使う物だから好みのものにしたかったのです。実は最近バティックというインドネシアのろうけつ染めで似た生地をみつけたので少しだけ作ってみました。つま先部分も同じ生地を巻き付けて仕上げていますが、なかなかいい感じ(^^)近々サイトでご紹介できそうで楽しみなのです。
白竹の篭
袖垣?知りません
和風のお庭でよく使っていただく袖垣。ご存じない方は、いったいこんな物どこに置くのか?と思われるかも知れません。実は玄関脇などでちょっとした目隠しなどに使われるものなんです。室外機を隠したり、お庭のアクセントや間仕切りに使われたりもする、この袖垣。丸い竹をそのまま曲げて作っていると思われてるお客様が意外に多いのですが、実は孟宗竹の芯に、細く割った虎竹や白竹を巻き付けて製作されています。写真の手前、緑に見える竹が芯にはいる孟宗竹で後ろにある袖垣が虎竹、白竹を巻き付けたもの。つまり、竹が二重になっている形です、屋外で使う物ですからこうやって見た目の美しさと強度をつけているんです。
帰ったら料亭?
毎日のお仕事ご苦労様です。あ~あ~今日も働いた、疲れた、疲れた~、ちょっと重い足取りで帰りついた我が家。カギを開けて玄関に入ると...そこは、ちょっとした料亭気分?いえ、いえ、「料亭」は少し大げさでも黒竹玄関すのこは普段の生活にも心のゆとりを与えてくれます。これからの季節はとくに黒竹の感触がなんとも気持ちよく玄関でも、ベランダでも大活躍なのです。そこで、今日はこの玄関すのこの足部分の加工作業中!全国のみなさまお待ちどうさま~
マル秘チップス
新緑の季節だから?それとも、やはり香りのブームなんかの関係でしょうか?四万十ひのき枕が売れています。枕に頭を沈めると、ほのかに香ってくるヒノキの芳香に心安らいで、なんとも心地よい眠りにいざなってくれます。「休む」っていう字は「人」と「木」と書きますから、枕にも木を使うことはとっても良いことなんだと聞いたことがあります。ところで、その枕の中身に入ってるのが写真のコレ。端材をこのような細かな粒にするには、ちょっとしたノウハウがあるんですがここはマル秘。
新聞掲載
竹布Tシャツ
みなさま楽しいゴールデンウィークでしたでしょうか?コチラ高知はNHK大河ドラマのこともあって例年以上の人出となったようです。5月もこの時期になりますと夏という感じの南国土佐ですが連休中も暑かったですねえ~天気もよくて海や川で水遊びされる県外の方も沢山見かけました。特に昨日などは湿気もあって、ちょっと梅雨時を思い出させるようなネットリした空気...ああ、今年も早こんな季節かとつくづく思ったものです。じっとり汗をかいてしまうシーズンを前に竹繊維をつかったスグレモノの竹布Tシャツが入荷しましたが、これがいいのです。とにかく着心地がいい、やわらかい絹のよう、そして竹の抗菌性といった機能性。竹をまとうことにより、竹の力を再認識していただけそうなのが何よりうれしいのです。
黒は大好きな色
ハンドルをにぎるあなたへ!
先日のメルマガで炭のアイマスクの事を書きました。遠い県外から車で帰ってきた友人の話を聞いて渋滞で疲れたら休憩する際に役立つだろうと思ったからです。まあ、これは車によく乗る自分の体験からでもありますが目が疲れて前が見づらくなった時なんかでも本当に5分、10分でも目をとじて休むとスキッと回復するものです。そんな話しをすると、その友人がいいました「あのにゃ~、その休むPAも車でいっぱいながちやあ」...。ゆっくり休める場所がないと、どうにもなりません。ゴールデンウィークお出かけの皆様、交通安全にはくれぐれも気をつけてくださいね~
タケノコ
今の季節、孟宗竹の竹林に入ると「ウワッ!?」とビックリするような太いタケノコがニョキニョキ。昨日まで気がつかなかったのに、おかしいなあ...こんなにタケノコ生えていたっけ?そんな事を思った経験はありませんか?それもそのハズ、タケノコは1日に120センチも伸びることもあるくらいスゴイ成長力があるのです。こうやってグングン伸びてわすが3ヶ月で親竹と同じ大きさになるからリサイクル可能な唯一の天然素材とよばれるのです。ところで、このタケノコの皮が竹皮。当たり前のようですが、意外とご存知ないかたもおられるようです。抗菌性があったり、水に強かったりと優れたモノですがこれを活用して製造しているのが、世界最高の上履きと胸を張る竹皮ぞうり。毎日、竹の恵みを感じてしまいます。
白竹だるまライト
1.46メートル?
これは大迫力!虎竹ひょうたん花かご。職人さん自身がもう二度とおなじものは作れないという力作なんです。高さが1メートル46センチ、こんな大きなサイズの花かごどうやって使うの?そんな疑問もありそうですが実はこちらホテルさんの装飾や花展、イベントなど結構使われることも多いのです。広い会場で、沢山のお客様の目を喜ばせることができれば職人も、この虎竹ひょうたん花かごも幸せなのです。
お昼が楽しくなるマジック
日本全国ゴールデンウィークです。昨日の日曜日は天気もよかったですから海へ山へお出かけの方も多かったのではないでしょうか?外で食べるお弁当は本当に美味しいものですけれどこんな竹のランチボックスだと更にお昼が楽しくなりますよ~