こんどはパナソニックさんが竹をつかったスピーカーを開発しているとの新聞記事。「竹パワーで高音質」将来的には全て竹にすると書かれていますが、これは環境面や竹の軽くて強い特性を考えると当然の事だと思うのです。いやいや、とどまる所を知らない竹の力、竹虎では20年前から言ってきた「竹の時代」の足音が、またまた近づいてきたっていう感じです。
そんな事考えながら、ふと社員の使っているパソコンのマウスを見ると指が触れる4カ所がすれて表面の塗装がはがれています…ええっ?そんなに力をこめてマウスにぎっているのかっ?それとも安物だから?いやいやこれは、冗談。
ああ、こんなに頑張ってくれているんだ、ちょっと嬉しくなりました。でも実はまだまだ、まだまだこれから。創業112年の自分たちにしか出来ない「竹のある暮らし」のご提案は始まったばかりなんです。
竹布のバスタオルがお気に入りです。
まず、手にもった感触がいい。
まるで一流ホテルのタオルみたいな
瞬間的に感じるしっかりした質感。
そして肌にあてた時の柔らかなフワフワ感。
抗菌性、消臭性にすぐれる竹繊維からできた竹布。
竹布のシリーズには
お肌の弱い方や赤ちゃんにも
安心してつかえる竹布ボディタオル、
竹布洗顔クロスや
暑い夏にはコレ一枚OKの
竹布タオルケットまで色々揃っているんです。s
竹の皮は昔から抗菌性に優れていることから食品の包材として幅広く活用されていました。すこし古い方でしたらご存じのようにお肉屋さんの包みが竹皮でした。その竹皮を細く割いてギッシリ編み込んだものが竹皮ぞうり夏場の暑い時だけでなく、冬の寒い季節でも優しいぬくもりがあるのが自然素材のすごいところで竹皮のスリッパは一年とおしてご愛用できるスグレモノなんです。
とはいえ、やはり特にジメジメと蒸し暑い時などは足が涼しく快適ですから一番喜ばれるのがこれからのシーズン。だから、竹虎では只今竹皮スリッパの製造が大忙しズラリとならんだ竹皮にスポンジ底をつける作業が始まっています。いちど履いたら最後、他のスリッパは履けなくなるという世界最高のフローリング履き...この快足感、知らないと人生損しているかも~♪
最近は花を活けるゆとりも忘れています。花の力ってすごいです、ほんの一輪あるだけで空間がなごみます、やさしい空気がながれます。別に立派な花カゴは必要ありません、何だったら空き缶や不要になったガラスの器でもいいのです。活け方も自由自在、好きな花を好きなように投げ入れで楽しむ。
春の気持ちのよい天気に誘われて、庭先でついつい嬉しくなって、花を沢山摘んでしまった時などには少し大きめの竹カゴがあると重宝するのです。
先日の金沢の「真打」で食べたキャベチャはコレ。どうです?美味そうでしょう?キャベツがシャキシャキして…ゴマ油が…ああ、、食べたい~
書家バジョカさんに名前の文字をお願いしようと連絡したらなんと今エジプトにいるとの事。筆と紙は携帯されていて旅行中にもかかわらず書いてくださいました。アラビア文字の書かれた厚紙にはさまれてはるばるカイロから届いた作品、どんな風に仕上げるのか思案中なんです。ええ、もちろん出来たらまた掲載したいと思っています。
ラーメン好きをしっている大学の後輩が金沢で一番の店に案内してくれました。店内にはいると左側にズラリと長い椅子が壁際に伸びていてすでに十数人が待っている状態。ひろくて動きやすい厨房、やる気みなぎる店主と横にたつサブの若い職人(調理人)、海苔やチャーシューが整然とならべられているピカピカの調理台。美味しい食べ物屋さんは厨房でだいたいの察しがつくもの…高まる期待。カウンターのお客さんは話しこむことも忘れたように、ただズルズルと音を立てている…ますます高まる期待。お店の名前は「真打」。寒い地方ならでは(?)のガツンとくる塩辛さがたまらなく旨い、太麺が泣かせる。さらにキャベチャという生のキャベツと小さく刻んだチャーシューをゴマ油であえた付きだしが最高でした。今回の北陸遠征の最後を締めくくるのにふさわしい逸品!
飛行機の窓からながめると雲一つない青空に雪をかぶった立山連峰。なんと雄大なんだろう、窓に顔をへばりつけて動かない様子は、人から見たら初めて飛行機にのった子供のように思ったかも知れません。何回も来たことがある富山だけれど、その美しさに今まで気がつかなかった。
ひさしぶりの富山です。以前は毎年大型トラック二台に商品を満載して来るような大きな売り出しがありましたから、なつかしいのです。たしか、アンケート調査で住みやすさ日本一だったと思いますが文化の香り漂う素晴らしいところです。人もいいです、たべものも旨い!今夜泊まるホテルの近くにキリン飯店と言う店があったのですがチャーシューが丼からはみだす大きさで無茶苦茶美味しいんです。ああ、食べたくなった・・・。
国道から焼坂の山々をながめるとそこだけウグイス色のような竹林がはっきり見てとれます。さっきのトンネルから向こうのトンネルまで1.2キロくらい…この間のせまい谷間にしか育たない虎斑竹考えるたびに、やっぱり不思議な竹なのです。
玄関脇や庭の間仕切りなどに使われる袖垣をご存じでしょうか?洋風のガーデニング全盛の昨今知る人ぞ知るという商品となりました。ええ?何これ…見たことない。そんなあなたも注意してみていれば意外と近くにこんな竹製の垣があったりします。いちばん身近なのはテレビの時代劇かも?そんな商品でなんですがいまや全国でも作っているところがないのでしょうか別誂えのご注文を結構いただきます。写真の虎竹玉袖垣も通常のサイズよりかなり大きな幅が約135センチ、だからかなり重量もあるので宅急便屋さんは大変です。こんな大きな商品でも、4メートルの長さのものも運んでくれるドライバーさんにも感謝。
またまた、お客様から竹炭入りのパンが届きました。
いやいや今回はサクラ餡いりパンはじめ
ロールパン、クリームパン、レーズン入り食パン...
手作りでよくぞここまでと感心してしまいます。
竹炭入りの上品なグレーなパン生地は
どこまでもソフトでふんわか、ふんわか
手作りならではの優しさを感じます。
そういえば今日は「春分の日」
こんな休日には愛情いっぱいこめた
パンづくりに最適かも知れません
ええ、もちろん竹炭パウダー入れるのお忘れなく。
とにかく、社員一同美味しくいただきました!
ありがとうございました~
3日間遠くの街や村にでかけていって
人との出会い
モノとの出会い
自然との出会い
本当にうれしい色々な出会いがありました。
はじめて行ったところばかりだったのですが
そんな中、
ふと立ち寄ったお店にみつけた
「わが子」
そうなんです、
ウチの虎竹が形をかえて
はるばるやって来ているのです。
うれしい出会いが又ひとつ。
落葉樹に雪が残ってモノトーンに見える山から吹き下ろす風が肌をさすように冷たい、さすが東北。お店のオシボリ置きがアケビ細工、さすが東北。
扉をあけると、湯けむりの向こうにしなびた宿にぴったりの川が流れる静かな雪景色。ゆったりした気分の朝風呂していると、この東北の山奥でしばらくお世話になりたくなってくるのです。
お台場は強風吹き荒れていました。どれくらいかって?なんと階段ふみおろした足が風で逆戻するくらい。でもこの状況を写真でお伝えするのはむずかしい・・・。それにしても京葉線うごきだしてよかった。
21世紀は竹の時代...竹虎では20年前から言っていたことがようやく形になってきたように思っています。竹の不思議な力というのは昔からの知恵としても自分たちの中では当たり前としてあったことですが、このような竹布繊維が開発されて竹の持つ消臭効果や抗菌性が皆さまの暮らしのお役にたっているというのは素晴らしいと思います。成長が早く、唯一リサイクル可能な天然資源だと言われる竹はこれからますます注目されていく素材です。竹布タオルなどが商品化されていますが、まるで高級ホテルのタオルみたいな使い心地、その吸水性に驚きます。まあ、だいたい商品を見たときボクなどは竹の繊維というだけで頬ずりしたくなったり、ちょっと感動して涙ぐんだりしたものです。
虎竹って素材そのままで出荷されるものも沢山あるのです。取引先様やメーカーさんによってサイズや規格もいろいろです。だから工場には竹を切る、割る、剥ぐ、削る、、、など大小の機械があります。写真の機械は竹を均等幅に割る機械、竹を横にしておいて、トコロテンを突くように竹を押し割っていきます。ちょうどワンホールのケーキを8等分とかに切り分ける感覚です。もちろん、こんな機械も既製品があるわけではありませんので全て竹虎オリジナル。それぞれの作業にあわせて設計して工作機械のメーカーさんに作っていただくのです。
虎竹をつかった新しい照明ができました。
日本唯一の虎竹
土佐和紙
よく考えると高知にはいい照明器具ができる
とびきりの素材がそろっています。
これから、ますます注目していきたい
竹炭なんかも取り入れて
安らぎの灯りができないか…
そんなことを思う朝です。
今度は竹炭クッキーが届きました。
ご家庭でクッキーやケーキを
焼かれるお客様は結構多いみたいです。
すこししっとり系のクッキーは
午後のおやつの時間にいただきました。
竹炭パウダーには
1キロ入りしかなかったんですが
お客様のご要望で500グラムの小袋もできました。
土佐では今でも「お客」という
親戚や近所のかたが、たくさん集まる大宴会があるのです。
暗い夜あぜ道のずっとむこうから
楽しそうな笑い声が、
ガヤガヤにぎやかな物音が
カエルの鳴き声と一緒に聞こえてくる
開け放した座敷の明るい光が
庭先の草むらのうえで
たくさんの食器類をいれて置かれていた
こんな田舎の米ざるを照らしていたのを思いだします。
今年もぞくぞくと下駄が出来てきています。
毎年定番になった桐の右近下駄には
皆さまに喜んでいただけそうな和柄あり
黒塗りやシコロ下駄などの新商品あり
ヒールの高いサンダル下駄あり
竹皮はった健康下駄あり
いろいろ見ているだけで嬉しくなってきます。
下駄好きのボクは試し履きもかねて
あれこれ履くものですから
玄関は下駄だらけ~
静岡産のシコロ(和紙をあんだもの)をはった
シコロ下駄は素足に気持ちよく
湿気の多い夏場など快適そうです。
ここのお店のオススメは
なんといっても
お肉のあとに作ってくれる焼きめし
ガーリックライスをだしてくれる
ステーキ屋さんは他にもありますが
ココは格別
鉄板焼き屋さんは
「職人を食べる」という点では
お寿司屋さんと同じかも知れません
見事なてさばきに感心して
味に感心して
心くばりにも感心します
でも、メインディッシュは、やっぱり人
いつも前向きにがんばる
同じテーブルを囲むこの方に
心底、感心するのです。
最近のCDはすこし高いのだなあ
なんて思いながら買ってきたのは
実はDVDでした。
矢沢永吉「THE FILMS」
だいたい、タイトルで気がつきそうなものですが
やはり田舎者はダメですねえ、、、ははは
DVDプレイヤーないものですから
毎朝早くに会社のパソコンで聴いてます。(観てます)
沢山の竹に囲まれながら
止まらないHa~Ha
歌詞をきいて、また泣きました。
いつか、ライブでタオル投げたい…。
水戸黄門様がもっているような竹の杖は布袋竹という竹で出来ています。布袋様のお腹みたいにみえることからこのような名前がついていますが本当にデップリとしたお腹のようです。…んっ?よくみると自分の腹部も、、、ダイエットせねば…
散歩の途中でうちの商品をみかけました。
虎竹縁台
すわってタバコをふかしたり
近くの人と談笑したり
ああ、お役にたてているなあ。
高知から遠くはなれた場所で
虎竹製品に出会う時も嬉しいですが
近くでこういう姿を見るのも、また嬉しいもの。
ウキウキした気分になって
いつもの倍散歩した日曜日
ゴンは疲れたかも?
今月は後半から出張が続きます。
関西、関東、それから東北、そして北陸まで...
何しにって...?
きまっているじゃあないですか
竹が呼んでいるんです!
(ホントは温泉旅行)
で、旅のおともには
必ず持っていくのが「マイ箸」。
食事のたびに割箸つかうのは資源のムダ
そんな考えに共鳴してはじめましたが
最近は竹箸をつかうお店もふえて
竹なら資源的には問題ないし
むしろ、有効利用ではないかとも思います。
でも、まあ虎竹男箸持ち歩いてます。
ただ、使うの忘れんです、ははは
数十年ぶりに通ったあぜ道は
小さかった頃の記憶そのままのようであり
まったく違うようであり
本当に不思議な気分です。
あの日とおなじ
ウグイスの鳴く小春日和
ゆっくり
ゆっくり
ミカン畑をながめながら歩いていると
ゆったり
ゆったり
心までぽかぽかとしてくる虎竹の里です。
この道50年の熟練の職人に手ほどきをうけるのは春のインターンシップの学生さん。竹をガスバーナーで製品にしていくという彼らにとっては一生に一度の経験をしているところです。竹を火であぶって艶をだすこと、その熱を利用して曲がりを矯正していくこと。
虎竹の里ではごく当たり前と思っていることを、実は当たり前のことではなくもしかしたら日本でもこんな作業をしている場所はここにしかないのかも...。そんな事を思い出させてくれる瞬間でもあります。まっすぐにした黒竹はこのあと虎竹縁台などの商品に使われていくんです。
これは何かお分かりですか?
まあ、わかますよねえペーパーナイフです。
ただ、煤竹(すすたけ)で出来ているのがミソ。
煤竹は昔の民家で囲炉裏であぶられて
自然にできた竹で高級茶道具などに好んで使われます。
100年~150年くらい前の竹なんかもざらにあって
今の暮らしでは絶対にできてこない竹ですから
年々素材としては減る一方で価値もあがっています。
この煤竹でつかったペーパーナイフが
使い勝手がよくて
ずっと愛用していますが
やはり、自然のモノは長く使えばつかうほど
愛着がわいて、色合いも艶ででくるし
いいものです
ああ、幸せ~竹生活